専門家から打楽器のご指導を受けました
この日の音楽は、学年合同で音楽室や多目的室や教室を使って行いました。
二宮演奏家協会にも所属している地域の音楽家で本校の卒業生である柴田知明さん(写真左上)に来校いただき、子どもたちは合奏指導、主に柴田さんのご専門である打楽器のご指導をいただきました。
6年生は今、11月2日(土)のドレミファコンサートに向けて合奏や合唱の練習を重ねています。子どもたちと専科と担任とでここまで仕上げてきた「剣の舞」は6年生にしかできない難易度の高い曲ですが、最近はパート練習だけでなく全体を通した演奏もできるようになり、その曲らしくなってきました。
そこでこの日は、もっと上手になりたい子どもたちの思いを受け止め、専科では教えきれないプロならではの楽器の音の出し方などを教えていただくために柴田さんに来ていただきました。
2時間続きの授業の中でパート練習をいつもより多く取り、多目的室では鍵盤楽器やリコーダー、教室では個人で練習したい子が練習。そして音楽室では打楽器を担当する子が、柴田さんから小太鼓、鉄琴、木琴、シンバル、ティンパニの楽器別指導を受けていました。
いつもより長い時間とはいえ、楽器別となると子どもたちにはもっともっと教えてもらいたいくらいあっという間のひとときだったようです。子どもたちの積極的に教わろうとする姿は、課題に向き合って解決したい思いの表れで、少しでも良い演奏を目指していて、さすが6年生だなと頼もしく嬉しく思いました。
やはりプロからいい音を出す技を教わった後の合奏は、子どもたちも今までより輝いていて一体感のある演奏に聞こえました。教わったことで自信が持てて、もっと頑張ろうと思った子が多いのではないでしょうか。
子どもたちの学習に協力してくださる地域の方のこのような貴重な機会は今後も大切にしていきたいと思います。柴田さん、本当にありがとうございました。