【4年】 特別授業「当事者目線の障がい福祉」〜視覚障がいへの理解と心のバリアフリー〜
【4年】 特別授業「当事者目線の障がい福祉」〜視覚障がいへの理解と心のバリアフリー〜
6月24日(水)、4年生の総合的な学習の時間に、体育館にて特別授業「当事者目線の障がい福祉(視覚障がいの理解)」を行いました。
今回の講師として、神奈川県視覚障害者福祉協会理事長であり、神奈川県ライトセンター所長なども兼務されている鈴木孝幸氏をお招きしました。
■ パラリンピック出場の経歴に子どもたちはびっくり!
お話の冒頭、鈴木さんから「実は50年前にパラリンピックに出場したことがあるんだよ」というエピソードが紹介されました。その時の記録が「100m走は11秒台」「走り幅跳びは7m」だったとお聞きし、4年生の子どもたちは「ええっ!?」「すごい!」とびっくり!!
■ 白杖のヒミツと、相手を思いやる「誘導体験」
授業では、視覚障がいのある方がお出かけの際に持つ「白杖(はくじょう)」の種類や使い方、そして白杖が持つ「①周囲に伝える」「②情報を集める」「③身を守る」という3つの大切な意義について分かりやすく説明していただきました。
その後、実際に子どもたち同士で「誘導体験」に挑戦しました。
「後ろから押す」「手を引いて歩く」といった行為は、相手に大きな恐怖心を与えてしまうため、絶対にやってはいけないことを学びました。相手に自分のひじや肩を軽く触ってもらい、一歩前を歩いて案内するのが正しい技術です。
また、案内する際には「あっち」「こっち」「そっち」という言葉は使わず、「右側に段差があります」「正面に狭い通路があります」など、具体的に言葉で伝えることの大変さと大切さを、体験を通して実感していました。
■ 疑問がいっぱい!活発な質問タイム
鈴木さんの具体的なお話に、子どもたちからは次々と質問が飛び出しました。
- 「食事はどうされているのですか?」
- 「仕事を含め、普段はどんな生活をしているのですか?」
- 「パソコンはできるのですか?」
- 「生活のなかで、いちばん困ることは何ですか?」
日常生活のリアルな疑問に対して、鈴木さんは一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
■ 授業を終えて
今回の特別授業を通して、子どもたちは障がいについて知識を深めるだけでなく、「自分たちの目線」から「当事者の方の目線」に立って物事を考えることの大切さを学びました。
街中で白杖を持った方や困っている方を見かけたとき、ただ「大丈夫ですか?」と聞くのではなく、「何かお手伝いしましょうか?」と自然に声をかけられる、そんな優しい心が学校や地域の中に広がっていくことを願っています。
講師の鈴木先生、山西小学校の子どもたちのために貴重なお話をありがとうございました!