今日は6年生にとって最後の校外学習となりました。
好天に恵まれ、幸先良い出発となりましたが、高速道路で大渋滞にはまり、その後の見学や昼食の時間帯を調整せざるを得ませんでした。
午前中の見学地は国会議事堂です。到着するまでの道中、省庁のビル群や皇居周辺など、周辺地域が日本の中枢となっていることを想起させるバスの窓からの景色は、子どもたちにとって非常に刺激的なものでした。
この日は衆議院の本会議場を見学することができました。教科書やテレビなどで見かける本会議場に実際に足を踏み入れる経験は一生のうちで何度もあることではないと思いますが、傍聴席に座り、眼下に広がる国会議員や大臣などの席を見ながら説明を一生懸命聞きました。建設にかかった費用や建材の規模など、当時にしてはいかに莫大な工事であったかを知ることができました。
昼食は上野公園でとりました。天気予報どおり、屋外でのお弁当はかなり寒かったです。
午後の見学地は国立科学博物館です。古代の生物から現代の最先端技術まで、自然科学分野の展示を自分たちの興味の赴くままに見学しました。グループごと...
1年生の学校生活も半年あまりが過ぎ、校舎内のこと、友達とのかかわり方、勉強の仕方など、自分たちなりに分かるようになってきました。
一方、小学校入学を控えている幼稚園・保育園の年長級の子どもたちは、そろそろ就学時健康診断を控えていて、初めて山西小学校に足を踏み入れるという時期です。小学校に対して期待と不安が入り混じった心境で過ごしているのではないかと想像しています。
そんな園児さんたちのために、1年生は交流会を計画しました。2年生に案内してもらった1学期の学校探検など、これまでの経験も生かしながら、「どうしたら安心して歩けるかな?」「どのように話しかけたら分かりやすいかな?」「ランドセルを背負わせてあげたらどう思うかな?」「勉強のことを紹介するにはどうしたらよいかな?」など、いろいろなことを考え、交流会当日までシミュレーションしてきました。
交流会当日は、園児さんたちが1年生として入学したときに最上級生となる、現在の5年生が体育館でお出迎え。手をつないで誘導してくれました。「来年、待ってるよ~!」と言い残して退散し、あとは1年生にバトンタッチです。
司会役や...
素晴らしい秋晴れのもと、1年生が藤沢市湘南台文化センターこども館へ遠足に出かけました。
いつも通りの登校班での登校でしたが、いつものランドセルではなくリュックサック、中には美味しいお弁当とおやつが入っています。小学校に入って初めての遠足、子供たちのワクワクドキドキがこちらにまで伝わってきました。
こども館に着き、まずは集合写真の撮影をし先生と館の方から過ごし方の説明を受けました。
プラネタリウムでは今夜の星空や秋の空の説明を大変わかりやすくお話いただきました。きっと今日の日没後の空を眺めたくなっていることと思います。
展示室では世界の遊び道具や楽器、科学実験など様々なもので遊びました。
他の学校の子どもたちや幼い来館者の方とも仲良く過ごすことができ、教室を離れて過ごした一日は大変有意義な時間となりました。
二宮町の小学校には、ずっと以前から「にのみやおはなし会」というグループの方々が定期的に来校してくださり、学年に応じた本の読み聞かせをしてくださっています。この日、山西小学校では、3・4年生の教室で朝学習の時間、読み聞かせが行われていました。(おはなし会の方々がいらっしゃらない学年は各教室で、自分で本を手に取って、あるいは友達と一緒に読書しています。)
自分で読みたい本を手に取って読み進めるのもよいですが、絵本を見ながらお話を読み聞かせていただくことは、気軽に様々なお話に触れることができ、「あとでその本を自分でも読みたい」「同じ作者の別の作品をさがしてみたい」など、子どもたちの読書欲をかき立てるきっかけとなります。また、教室がしっとりとした雰囲気になるという副次的な効果もあります。
校内では、11月を読書月間としていますが、先日行われた全校朝会で、私が小学生だった頃の読書の実態について告白しました。私はその頃あまり本好きではなかったのですが、家族でそのことを話し合い、当時いちばん興味を持っていた「魚釣り」についての本を買ってもらったことがターニングポイントとなりま...
この日は にのみや学園小小交流会「芸術鑑賞会」でした。スタジオ・ピアーチェさんによる、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』の観劇がラディアンホール行われました。町内の小学校3校の5・6年生が招待されました。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』は原作はお菓子の家が出てくることで有名なグリム童話で、メルヘンオペラとして代表的なオペラです。今回はメンバーの多くが二宮町在住のスタジオ・ピアーチェさんが、本来2時間弱かかるオペラを子どもたちのためにぎゅぎゅっと見どころ聴きどころを集めて65分にまとめてくださいました。
それでも、ほとんどの児童にとっては生でのオペラ鑑賞は初めてで、4年生の音楽の授業で歌劇(=オペラ)は学習済みとはいえ、始まるまでは楽しみと不安が混ざっていた子が多かったように感じました。
開演前、給食を各学校で食べてからラディアンの客席に集合した3校約400人の高学年の子どもたちは、他校と交流できるうれしさとオペラへのワクワク感でだいぶ賑やかでした。でも、オペラが始まると今までの賑やかさが嘘のように子どもたちの視線は舞台に。ノンストップの65分を楽しんでいました。
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11/6(水)の6校時に、山西駐在所の栗城さんにお越しいただき6年生にお話をしていただきました。
警棒、手錠、無線機、銃、スマホ、笛、対人防護衣、警察手帳などの装備品を一つ一つ紹介してもらいました。手錠をはめたり、銃を撃ったりすることは「法に基づいて」行われるとのこと。法に基づかない行為は職を失うという説明に警察官の職責の重さを改めて感じました。
警察官になるために警察学校で必要な知識や体力を身につけるための訓練が行われること、やりがいもあるがとても厳しいため辞めていく人もいることなどをお話いただき、警察官になるための厳しい過程を知ることができました。
警察官のお仕事で嬉しいこと、楽しいことはパトロールのときに挨拶を返してくれたり、自転車の鍵をちゃんとかけてくれたりしたときだそうです。伝えてきたことが無駄ではなかったという気持ちだそうで、私たち教員にも通じるところだと感じました。反対に残念な気持ちになるのは、信号のないところで道路を渡っていたり、自転車で猛スピードで走っていたり姿を見かけたりしたときだそうです。
警察官の仕事を説明するのに、「子どもたちにとってはスーパーヒーロー、お年寄りや...
11/2(土)当日はあいにくの雨模様でしたが、多くの保護者の皆様にお越しいただき、前半は「ドレミファコンサート」を、後半は午前・午後に1時間ずつ通常授業を参観していただきました。
ドレミファコンサートについては、校内で中心になって企画運営・指導を担当していた音楽専科の先生から、たいへん熱のこもったメッセージを受け取りましたので、以下、紹介します。
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客席は全校児童、保護者の方、学校運営協議会の方々で埋め尽くされ、子どもたちの演奏が雨音に負けず響き渡りました。子どもたちは、この日に向けて一生懸命練習に取り組んできました。本番は、どの学年の演奏も、そしてどの子どもたちの姿も、ここまでの頑張りを楽しんで出し切っていたように見えました。
1年生は初めてのドレコンでちょっぴり緊張しているようにも見えましたが、器楽奏『こいぬのさんぽ』では鍵盤ハーモニカを片手で持ち構え、堂々と演奏していました。斉唱『地球はみんなの大合唱』は振付もあり、なんとも可愛さ溢れる1年生でした。
2年生は合奏『虫のこえ』、楽器で秋の虫の声が表現されていました。斉唱『手...
いよいよ11月となりました。明日11/2(土)の参観日に予定している「ドレミファコンサート」を目前に控え、昨日は全学年、リハーサルを行いました。
本番は全校児童が一堂に会して鑑賞するため、保護者の方々の入場人数等を制限せざるを得ません。その代わり、リハーサルは人数制限なし・撮影OKということで、ご家族の皆さんに多数お越しいただきました。
大勢の大人が比較的近距離でカメラを構えていることもあり、緊張している子どもたちもいましたが、どの学年も日頃の練習どおりに演奏できているのではないかと思いました。
また、リハーサルはあくまでも発表ではなく「本番に向けた最終練習」、つまり授業の一環なので、曲を通して演奏するだけでなく部分練習もあり、音楽専科の先生からの指導場面もありました。緊張あるいは慣れによって演奏に十分力を発揮できていない面も授業の前半では感じられましたが、指導後の演奏には、体から楽しもうとするノリのよさ、歌声のキレのよさ・伸びやかさが戻ってきました。
保護者の皆様におかれましては、お子様の体調管理と精神的なケアに日頃からご配慮くださり、まことにありがとうございます。子どもたちは、...
昨日に引き続き、今日は町内でお米の販売店を営んでいる原さんにお越しいただきました。
いわゆる「お米屋さん」の仕事が話題の中心かと思いきや、それだけにとどまらず、原さんの生き方そのものを語っていただき、子どもたちにとっては、「ものの見方・考え方」「人生観・職業観」といった深い学びを得ることができた1時間でした。
「自営業の家に生まれ育ったことについて感じていたこと」「自らの興味関心の幅広さ・器用さゆえに得ることのできた様々な経験」「家業に関わるにあたって考えたこと、そして現在」という流れの中で、「興味あること、こだわっていることを突き詰めることはいいことだけれども、自分なりに限界を感じて身を引くことは悪いことではない」「仕事はある程度身を入れて取り組まなければ成果も上がらないし、その本質を理解することもできない」「自分が『好き』と思えるものを器用に様々取り組む中で生きていく人もいれば、あまり器用でなくても地道に一つのことに取り組む中で深めていく人もいる」など、大人の階段を上り始めた6年生にとって、少々難しいけれどもうなずける部分も多かったようです。
...
卒業まであと半年となった6年生。先日、二宮西中学校を訪問して中学3年生と交流をする中、中学校生活のイメージが少しずつ膨らんできています。
この日は、さらに将来の職業へ目を向けるべく、町内で美容院を営む美容師さんにお越しいただき、お話しいただきました。
はじめに「美容師とは?」ということで、「お客様の髪の毛をカットしたり整えたり、化粧をしてあげたりして喜んでいただくサービス業であり、試験を受けて国家資格を得なければできない仕事」であること、「施術(技術)は仕事の基本だけれども、お客様相手の仕事であるため接客力を高め、さらに美容に係る商品を販売することも大切」であることを教えていただきました。
また、美容院に勤めるようになっても、先輩美容師に様々なことを教わりながらいくつものテストを受けてクリアしなければならず、精神的にも肉体的にも厳しい面があるとのことでした。
しかし、それでも美容師を続けておられるのは、「美容師の仕事が好き!」「お客様がきれいになっていくのが楽しい!」という思いが原動力になっているとのことでした。
最後に、施術の際に使用するハサ...
3年生は今、体育の授業でポートボールをやっています。
バスケットボールでいうところの「バスケットゴール」を、「踏み台とその上に立ってボールを受ける児童」に替えてプレーするようなイメージです。
もちろん、小学校中学年の児童がする球技なので、ルールは正式なバスケットボールよりも非常にゆるやかで、場合によってはクラス内で話し合ってローカルルールを作りながら取り組むこともあります。
子どもたちはドッジボールをはじめ球技が大好きです。しかし、それゆえに勝負にこだわり遊びに流れるだけことで終わらないよう、目的や課題をもってプレーするよう指導しています。
プレー後の「振り返り」は、次のプレーをより意義あるものとするための足場となります。「○○の声かけが励みになった」「△△のプレーを見てコツがわかった」「自分は◇◇を忘れていた」など、子どもによって気づきは様々ですが、そのことで自覚したり互いに励まし合ったりしながら楽しみ、より質の高いプレーをすることにつながります。
2学期の社会科では,「工場ではたらく人と仕事」について学習してきました。教科書で学ぶ中,工場で働く人たちに直接聞かないと,または現地で見ないとどうしてもわからないような疑問がたくさん出てきました。
このたび、町内で長らく事業を営まれている柳川乳業さんが快く見学を受け入れてくださり,生産工程を実際に見せてもらうことができました。ベルトコンベアー上で賞味期限がプリントされるところや,12本の牛乳が機械でいっぺんにつかまれてケースに入れられていく様子に子どもの視線はくぎ付けでした。
また,子どもからの質問(とても多かったです)に社長の柳川さんは全て答えてくださり,生産量や加工費,紙パックはどこで作っているか,さらには売り上げ金額まで,たくさん教えていただけました。
小中交流会第二弾です。
この日は、中学3年生が「総合的な学習の時間」で取り組んできたことを小学生向けに発表する姿から学ぶことが目的です。
生徒さんたちは、「二宮町に恩返し!プロジェクト」というテーマで、環境問題や二宮町の魅力紹介・改善計画など、二宮町のことを考え、未来につなげるための提言をしてくれました。
体育館内の各所に設けられたブースを時間制で移動することにより、3つの異なるお話を聞くことができました。模造紙に大きく、かつ要領よくまとめたポスターを背にして、小学生のほうをまっすぐ見てやさしく語りかけるような態度、ゲームや作業、コントなどを含むエンターテインメント性への配慮、身近な地域を取材する中で編集したスライドや動画の再生をしながらの発表など、中学校入学をあと半年余りに控えている6年生にとって、刺激的な見学となりました。
ブースによっては、発表後にざっくばらんなおしゃべりをしようと小中学生が小さくまとまっているところもあり、単なる学習発表会ではなく、「来年、待ってるよ」という温かさを感じました。
退場後に教室をお...
2年生も、校庭に出て「秋」をさがしていました。
1年生と同様に、ドングリやススキ、コオロギやカマキリなど、子どもたちがよく知っていて大好きなものはよく見つけてきます。
銀杏の果肉が朽ちて種だけになったものを見つけては、「これなんだろう?」「銀杏の実って、イチョウの木から落ちてくるの、知ってる?」「知ってるよ」「その銀杏の実が腐って中の種だけになったものだよ」「あぁ、そうなんだ!」こんなやり取りをしました。
アケビの実の皮だけになったものを見つけては、「これなんだろう?」「アケビっていうんだよ」「どこから落ちてきたんだろう?」こんなやり取りもしました。
また、紅葉の美しさを素直に味わい、iPadで撮影している子もいました。秋を感じる実物を五感で感じることは、幼い子どもたちにとってとても大切な経験であり、秋を感じることに限らずふんだんにさせたい学習活動だと考えます。しかし、「情報を共有する」「それを加工するなどして話し合いや学習のまとめに活用する」など、現代の学び方に合った学習の記録・振り返りの方法を身につけておくことも必要です。山西小学校でもiPad...
この日の音楽は、作曲家の富澤裕先生にご来校いただき、各学年が体育館で合唱指導を受けました。
富澤裕先生は、5年生が歌う教科書教材の合唱曲『君をのせて』や6年生が歌う『COSMOS』の編曲者で、本校には2年前よりこの時期に合唱指導に来ていただいております。
2年生以上の子どもたちは富澤先生のことを「とんちゃん先生」と呼び、富澤先生も親しみをもって子どもたちと接してくださり、富澤先生を通して学校中に音楽があふれる一日となりました。休み時間に講師の先生の控室を訪ねる子やお礼のお手紙を急いで書いて渡す子、中には音楽室に招待し合奏指導までお願いした子どもたちもいたようです。
当日は、ドレミファコンサートのために練習を重ねている合唱曲で学年に応じたご指導を受けたわけですが、歌う技能指導というよりは子どもたちが持っている力を存分に引き出してくださるようなものでした。子どもたち自身、授業の最初と最後それぞれで合唱したときの仕上がりの違いを実感できるほどでした。富澤先生の子どもたちへの熱量に子どもたちも食いつくような集中力で応えたり、おもしろいところでは素直な反応をしたり、どの学年にもそんな姿が見られま...
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