ドレミファコンサート(校内音楽会)

10月28日(土)、授業参観日の2・3校時に行われました。

9月からパートごとの練習を、音楽の授業や、場合によってはそれ以外の時間にも積み重ねてきました。また、10月3日(火)と10月16日(月)には、作曲家の富澤裕先生にご指導いただきました。歌うときの心構えや声の出し方、強弱のつけ方など、様々なことを教わりました。その後の練習から子どもたちの歌い方がずいぶん変わって、目をつぶって聴いていると、曲があらわしている気持ちや景色が思い浮かぶくらいでした。

当日は、ほかの学年の歌や演奏もたくさん聞くことができました。低学年がノリノリで楽しく演奏している姿を見ていると、こちらも元気を受け取ることができました。中学年の通る伸びやかな歌声は清々しい気持ちにしてくれました。高学年の演奏は曲想の迫力もさることながら、歌から伝わるメッセージが染み入り、聴き終わった後も余韻に浸りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

難しいことにチャレンジすること、相手意識をもって音を聴き、そろえようと集中すること、友達と励まし合って練習し、高めあうこと、曲のイメージを歌や演奏に具体的に落とし込むこと、他学年の演奏を聴いて楽しみ、元気をもらったり憧れたりすること・・・。音楽会を実施するためには練習時間以外にも様々な見えない苦労があるのですが、それを差し引いてもこんなにも多くの価値があります。様々な教育活動の一つとして取り組む中、かける時間と求める質のバランス感覚は大切ですが、過大な負担とならない範囲で続けていきたい行事だと考えています。