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5年生

子ども同士の学び合いのよさ

算数で小数のしくみについて、ドリル教材を使って問題練習をしています。みんな自力で解こうと一生懸命頑張っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には自力で理解し、問題解決する力をつけるのが理想ですが、友達と一緒に考え、その中で交わされる言葉に触発されて理解が進む子もいます。

担任のチェックと指導と並行して、早めに解き終わった子が友達に教えています。子ども同士の言葉で分かり合える安心感もメリットですが、教えている子にとっても、相手の理解の状況に応じて言葉を選ぶなど、自分自身の理解がより深まります。

算数「小数のしくみ」

整数や小数を10倍、100倍、・・・の大きさにしたり1/10、1/100、・・・の大きさにしたりすると位が移ることを理解する授業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分がわかるだけでなく、自分の理解を友だちにも理解してもらうために対話しています。また、友達の説明を聞くことによって、ヒントを得たり、自分の理解の仕方に自信を深めることにもつながります。

総合「Road to 6年生」と調理実習

毎年、年度最後のたてわり班遊びは、代替わりとして5年生が進行をします。今年は総合の一貫で、たてわり班遊びを事前に6年生へデモンストレーションを行い、アドバイスをもらうという活動を行いました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に「進行する側」と「参加する側」は大違いで、ルールの説明から全体の動かし方、声のかけ方など、気を配ることは多岐に渡ります。6年生からは「明るい声が良い」「敬語ばかりだと、低学年が緊張してしまう」「遊びを説明するときは、実際にやって見せたり、身振り手振りも入れて」と、的確なアドバイスを貰い5年生も修正していきました。

本番当日では、スムーズに進行できた班、うまく伝えられなかった班、大いに盛り上がった班と様々だった様です。各クラスの先生からは、5年生がよく頑張っていたとお褒めの言葉もいただきました。6年生になるとこの準備が毎度のこととなります。「できて当たり前」となる最高学年、卒業式練習も始まりましたので、先輩の姿からたくさんのことを学んでいきたいと思います。

また、5年生最後の調理実習も行いました。準備から片付けまで非常にスムーズにできました。自分で作ったご飯とみそ汁の味は格別です。ぜひ、家でも作ってみてください。

Road to 6年生

総合の学習では、「Road to 6年生」と題し、新学年に向けた準備として6年生に授業見学をさせてもらったり、インタビューに行ったりという学習を行っています。

4月になれば学校のリーダーとしてたてわり班を仕切ったり、新一年生の入学準備やお世話をしたりといった仕事が一人一人に課せられます。

今まで、自分一人の都合を考えればよかった学校生活が、他人や周囲のことまで考えて行動しなければならないので、子どもたちは自分の行動意識を変える良い機会となっているようです。

先日は早速、6年生の授業を参観しましたが、「意見が止まらず出続けている」「声の大きさが聞き取りやすい」「自分の考えや感想をしっかり持てている」「質問に対し、自分の意見をすぐに言えている」など、様々な気づきを得ていました。6年生の学習に向かう姿勢を見て、大いに刺激となったようです。

他校の先生が授業参観にいらっしゃいました

先日11月22日(水)、公開授業研究会があり、他校から大勢の先生方が授業参観にいらっしゃいました。5年生は2組で書写(毛筆)の授業を公開しました。

入れ替わりでたくさんの先生方が見に来られましたが、子どもたちも緊張しながらも、嬉しそうに授業を受けていました。

戦争体験の話

10月27日(金)、二宮町遺族会の方々をお招きし、戦争体験についてのお話を聞きました。

小学生の頃に第二次世界大戦に遭ったことやその後の生活について、紙芝居仕立てで臨場感あふれるお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きるために厳しい寒さの中でも魚を獲り、売りに行かなければならなかったこと、子どもでも防空壕を掘る手伝いをしたこと、食糧難のために食べるものを選べる状況になかったこと、家族が出征し、海外の遠い島の周辺で亡くなったことなど、紙芝居の中から多くのエピソードを聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、子どもたちの質問に答えていただきました。教科書や漫画で物語を読んだりアニメを見たりした経験、最近のウクライナ・ロシアの戦争のニュースなどにより、子どもたちなりに戦争のイメージはあるものの、やはり戦時中に小学生だった方のお話は生々しく、我々教師でも想像のつかない感情場面もあるのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

今後も戦争と平和について、教科等の学習や記録集などの資料で学びを積み重ねていくとともに、年を追うごとに貴重さを増す戦争体験者の実話を聞く機会を大切にしたいと思います。

理科実験「流れる水のはたらき」

雨がたくさん降ったときの校庭には、川のような筋をつくって水が流れることがあります。このようなときに流れている水にはどのようなはたらきがあるのでしょうか?

理科の実験では、盛り土を山に模して水を流したり、今回の授業のように斜面に盛った土に筋をつくって水を流したりして、ミニチュアの川の流れを再現します。

川の流れはまっすぐではなく、たいてい曲がりくねっていますが、そのカーブの部分を陸上競技になぞらえて、「インコース」「アウトコース」と呼ぶならば、それぞれで水の流れる様子がちがっています。その様子を記録に残そうとChromebookのカメラ機能で撮影しようとする子もいました。さて、どのようにちがうのでしょうか?

野外活動教室を楽しく終えました

10月6日(金) 5年生が表丹沢野外活動センターで野外活動を行いました。

「自分で」「みんなで」「責任をもって」の3つのねらいの達成に向けて、野外炊事、レクリエーション、クラフトの3つのメイン活動に臨みました。


【野外炊事】

カレーづくりです。ガスコンロやIHヒーターとは違って火力の調整は難しいですが、子どもたちは火が大好きです。どのグループも失敗しないで計画通り作ることができました。青空の下でグループの友だちと食べるカレーは格別でしたね。


【レクリエーション】

各グループで出し物(クイズやゲームなど)を楽しみました。普段の生活では見せない「スイッチを入れた姿」を見せる子もいました。みんなで協力して、素敵な出し物を作り上げました。みんなで盛り上げて、みんなで楽しむことができました。


【クラフト】

どんぐりや木の実を使って「世界に一つだけのフォトフレーム」を作りました。与えられた素材だけでなく、周辺に落ちている枝や葉っぱを利用するなど工夫する子もいました。


野外活動教室の学びをしっかりふりかえり、次の活動へとつなげていきたいと思います。

10月の野外活動に向けて

10月5日(木)に秦野市表丹沢野外活動センターにて予定している「野外活動」に向けて、学年が一堂に会し、活動の意義づけなどを話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何のために行くのか?」「どんなことを学ぶのか?」「実施にあたって心がけることは何か?」などのテーマについて、多くの子どもたちが積極的に考え発言する中、担任の二人は、一人一人を価値づけ賞賛し、意見内容の関連を意識して黒板にまとめていきました。

 

 

 

 

 

 

話し合うテーマが移っていくごとに近い者同士で小グループをつくり、和やかに意見交換をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして日常的に話し合い活動が行なわれると、相手を意識した対話力、学習活動に対する主体性が高まります。日頃からの積み重ねが授業にも生かされ、逆に日常生活にも態度として反映されていく一つのステップを垣間見た思いです。

1学期 5年生の学校生活へのご協力 ありがとうございました

本日で1学期が終了しました。この1学期間、子どもたちは5年生として一生懸命取り組んできました。初めての委員会活動・全力で頑張った運動会・難しい学習へのチャレンジ、学級での仕事や助け合いなど、子どもたちの成長をたくさん見ることができました。ここまで、無事に学校生活を送れたこと、保護者の皆様のご協力のおかげです。ありがとうございました。

夏休みは、安全に気をつけて、有意義にお過ごしください。9月1日に子どもたちと笑顔で再開できることを、教職員一同心待ちにしております。