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議論への道すじ

現在の道徳の授業では、「考え、議論する」ことが大切であるとされています。

教科書を読む、あるいは講話を聞く中で、その道徳的価値を探し出すことも大切であると思います。しかし、多様な背景に生き、多様な価値観をもつ人たちが集い、話し合う中で、「何を根拠にそう思うのか」「そのことに共感するか否か」と行った過程を経て、自分なりの考えを深めることに価値を置いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、誰でもいきなりクラス単位で議論することは難しいものです。沈黙したり、発言者が偏ったり、議論が浅くなってしまったりしがちです。

そのため、まずは一人で考え、書いてみることで自分の思いを明確にします。次のステップとして、小グループによるリラックスムードの中で話し合うことに慣れていくとともに、発想を広げていくことになります。