二宮町幼・保・小・中一斉引き取り訓練
6月8日(金)の午後、震度5強の地震が発生したことを想定し、町内の幼稚園・保育園、小・中学校の児童・生徒の避難訓練をするとともに、保護者の引き取り訓練も併せて行われました。
「お・か・し・も」の合言葉で落ち着いて行動することにより、みんなが安全に避難することができて助かること、親子で避難経路を歩く中、危険箇所を確認しながら家路につくことの2点を全体確認しました。
【落ち着いた避難行動と人員確認】
このほか、「親子での避難訓練」という意味では、兄弟姉妹がいる場合、保護者がどのような順番で各園・学校に向かうのか、ということも大切な課題であると考えます。
地震発生当時、
・どの園・学校でも当然、児童・生徒の安全確保がなされていること、
・兄弟姉妹全員を引き取るまで、道中連れ立って移動しなければならないこと
を考えると、一番年上の子どもから迎えに行くのがセオリーと考えられていますが、
・保護者が自宅にいるのか・町外等に外出しているのか、
・子ども一人一人の特性はどうなのか
など、個別な要素も勘案しなければならないこともあると思います。また、ご家庭によっては事情により、ご家族の方や近隣の方の協力を得なければならない場合もあるでしょう。
【避難行動の振り返りと保護者による引き取り】
いずれも日ごろから意識をもって周辺環境を眺め、家族をはじめ周囲の方々との共通理解を図っておくことが防災の一歩であると考えます。
結びとなりますが、当日ご多用の中、訓練の趣旨にご理解・ご協力いただいて引き取りにお越しくださった皆様に感謝申し上げます。