二宮町幼保小中一斉避難訓練・引取り訓練
6月12日(水)、町内に震度5強の地震が発生したことを想定し、安全確保のための行動を確認するため、町内の幼稚園・保育園・小学校・中学校が一斉に避難訓練・引取り訓練を行いました。
校庭で全員の避難が確認された後、皆が安全に避難して助かるための「お・か・し・も」(押さない・かけない・しゃべらない・戻らない)の合言葉を確認しました。
有事の際には、誰もが恐怖や焦りで気持ちが動転しがちです。そんなときに大切な合言葉が刷り込まれており、落ち着いて行動することができるよう、学校での避難訓練に取り組んでいます。
引取り訓練は「親子による避難訓練」です。子どもを引き渡すことが目的ではなく、有事の際に道路が崩れて自家用車が使えない場合は徒歩が移動手段となりますが、きょうだいを各所で引き取り、引き連れていく場合にはどれだけの時間がかかるのか、自宅までの道中、崩れたり寸断されたりしそうな箇所はないか、実際に歩いて体感したり目視したりして親子で共有するのが本来の目的です。
この日は快晴で気温も高く、熱中症の心配もありましたので、人員確認ののち、子どもたちはスタンドの木陰で待機しました。そのような中、諸事情で引き取りに来ることができないことが事前に分かっているケースを除き、すべてのご家庭の保護者の方々に、学校の想定したスケジュールの中で引き取りに来ていただくことができました。ご多用で暑い中、訓練の趣旨にご理解・ご協力いただき、ありがとうございました。