にのみや学園小小交流会「芸術鑑賞会」
この日は にのみや学園小小交流会「芸術鑑賞会」でした。スタジオ・ピアーチェさんによる、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』の観劇がラディアンホール行われました。町内の小学校3校の5・6年生が招待されました。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』は原作はお菓子の家が出てくることで有名なグリム童話で、メルヘンオペラとして代表的なオペラです。今回はメンバーの多くが二宮町在住のスタジオ・ピアーチェさんが、本来2時間弱かかるオペラを子どもたちのためにぎゅぎゅっと見どころ聴きどころを集めて65分にまとめてくださいました。
それでも、ほとんどの児童にとっては生でのオペラ鑑賞は初めてで、4年生の音楽の授業で歌劇(=オペラ)は学習済みとはいえ、始まるまでは楽しみと不安が混ざっていた子が多かったように感じました。
開演前、給食を各学校で食べてからラディアンの客席に集合した3校約400人の高学年の子どもたちは、他校と交流できるうれしさとオペラへのワクワク感でだいぶ賑やかでした。でも、オペラが始まると今までの賑やかさが嘘のように子どもたちの視線は舞台に。ノンストップの65分を楽しんでいました。
途中、笑いあり・驚きあり・釘付けになる場面あり、これがオペラか!と、知ることができたようです。やはり生で鑑賞できる機会は授業でのDVD鑑賞とは全く違い、貴重時間です。私たちの住む二宮町でオペラが鑑賞できること、5・6年生のためだけに上演してくださったこと、鑑賞後の子どもたちは口々に感じたことを伝えあい帰路につきました。
今回、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』を企画し上演してくださったスタジオ・ピアーチェさん、ありがとうございました。