詩の語感を楽しむ
国語で谷川俊太郎さん作の「どきん」という詩を扱っています。
「言葉の調子を楽しみながら音読する」のが目標です。
担任の先生の範読を聞きながら、子どもたちは詩のイメージを膨らませています。また、詩の中で使われている「擬音語」や「擬態語」(まとめて「オノマトペ」ともいいます)一つ一つに、自分なりのこだわりを持ち始めています。「語感がおもしろい」「場面に共感する」など、一人一人こだわる表現やその理由は異なります。
そこで、先生が範読する中で自分の好きな表現に当たったときに合わせて音読してみました。こだわりどころは多様でしたが、大勢が一様にこだわる表現もありました。
最後に担任の先生のこだわりどころを伝えるために、読み方を変えて列ごとに子どもたちが息を揃えて読んでいきました。
音読を楽しむ中にも、「聞いて想像する」「こだわりを表現する」「読み手を変える」など、様々な局面を設けて多角的に学べるよう工夫しています。