リコーダー講習会
3年生になると音楽でソプラノリコーダーを使うようになります。子どもたちは新しい楽器で演奏できるようになることを楽しみにしています。
4月18日(木)、東京リコーダー協会の齋藤隆夫先生が講師としてお越しくださいました。リコーダー演奏は息使いが基本であり一番難しいところでもありますが、優しい息遣いを漢字で意味づけしたり、吹きかけた息で上向く紙の様子で吹き加減を視覚化したり、「タンギング」の要領を1,2の英語表現「ワン、トゥー」の「トゥー」になぞらえたりと、とても分かりやすく教えてくださいました。
リコーダーの持ち方も最初が肝心です。左右の持ち手を逆にしたとき、「レ」の音を出すために押さえる指がうまく使えないのです。その結果、「レ」から半音上げた音が出ず、もう少し高い音になってしまうことを実演してくださいました。
リコーダーは学校の授業で何年も使い続ける楽器です。良い音で演奏するため、そして清潔に保つための手入れの方法も教わりました。
また、リコーダーの仲間をいろいろと実演してくださいました。バスリコーダーはその大きさからも迫力満点でした。
最後に、音楽専科の菅谷先生と齋藤先生との「星笛」の合奏、そして昨年流行したYOASOBIの「アイドル」をソプラノリコーダーで演奏してくださいました。難しいメロディーを流れるように奏でるさまは圧巻でした。子どもたちも大感激、これからリコーダー演奏を学ぶモチベーション満点で終わりました。