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給食ができるまで

2年生の授業で、二宮町学校給食センター栄養士の秋本先生をお招きし、日頃食べている給食がどのようにしてできるのか教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

給食センターはみんなの口に入る食べ物を扱うところとして、衛生管理には細心の注意を払っているとのことです。髪の毛が落ちないよう、頭にネットをかぶったうえにインナーキャップで髪の毛をすべて覆い包んだり、着用したマスクのゴムをインナーキャップの上からかけられるようになっていたりするとのことです。また、「コロコロ」(粘着のクリーナー)でごみやほこりを取っているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、調理した給食(焼き物・揚げ物・茹で物)についても、温度計で中心温度90度以上に管理して殺菌に努めているとのことでした。

給食ができるまでの流れについては、字幕付きの動画を見せていただきました。町内5校の給食1食分を作るのに、ジャガイモを約110㎏も使うことがあると聞いたときには、子どもたちはみんなで驚きました。また、ジャガイモを「球根皮むき機(ピーラー)」できれいにした後の芽かきは、調理員さんが手作業で行わなければならないなど、大変な苦労もあるのだと知りました。

揚げ物や采の目切りは、専用の機械で自動的に行われており、効率化・負担軽減が図られているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように毎日苦労と工夫を重ねている給食センターの皆さんは、「給食を食べている子どもたちが笑顔になってほしい」という思いでお仕事をされているとのことです。それを聞いた子どもたちからは、「(心の中で)ありがとうと言いながら食べる」「残さずに食べる」といった声が上がりました。

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、秋本先生からのクイズに答えたり、給食センターで実際に使われている調理器具のサイズを目の当たりにして実物の大型しゃもじ(スパテラ)を扱う体験をしたりする中、家庭料理とは全くスケールが違う仕事なのだと実感したようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、献立一つひとつが私たちの体の調子や成長のことを考えて決められていることも教えていただきました。1時間で、給食に関わる様々な仕事、従事する方々の思い、献立の栄養素など、楽しくとても深い食育の授業となりました。