ブログ

2年生

はじめてのまちたんけん

この日、生活科の授業で初めての町探検に出かけました。身近な地域にどのようなものがあるのかをおおまかに見てくるのが目的です。

3年生になると、社会科で地理的な観点により、地域を改めて見直すことになりますが、2年生までの間は、その素地として感覚的に「こんなものがあるんだ(へぇ、そうなんだ)」から始まり、「いっぱいあるね(大きいね)」「すごい!(きれい!)」「初めて見た!(ここ知ってる!)」などととらえることができればよいと考えています。

そのようなとらえが高じて、「なぜだろう?」「もっと詳しく知りたい」「もう1回見に来たい」という気持ちになることを期待しますし、逆にそのような気持ちが起こるよう学習活動を、以後の活動や学年の学習につながるよう工夫しているところです。

さて、この日の町探検は、学校の西方面へ、川勾神社を目指して歩きました。道中にはリンゴ畑やトウモロコシ畑、カボチャ畑があったようです。リンゴといえば北の地方でできる果物というイメージを大人でも持っていると思いますが、そうなると「なぜ二宮でリンゴができるんだろう?」という疑問につながります。このことを2年生で投げかけるか、3年生で社会的な視点で投げかけるかは考え方次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに歩いていくと、山西プールと町民グラウンドに到達します。町内で唯一、専門的に水泳・陸上運動のできる公共施設が学区内に存在していることはラッキーですね。

さらに歩いていくと、二宮西中学校に到達します。ここにきょうだいが通っている子も少なからずいて、関心の高い公共施設の一つです。

 

 

 

 

 

 

そして川勾神社に到達します。階段を上がる手前に、戦没者の冥福と恒久平和を祈る慰霊塔があります。鳥居をくぐるときの作法を実践している子も見えますね。また、境内には神輿の倉庫で興味深く中をのぞく子たち、「手水」の作法を実践してみる子たちがいました。「茅の輪」をくぐる作法を試している子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川勾神社といえば町内で最も大きな氏神様であり、この周辺地域の5つの神社の神様が大磯町国府にある六所神社に集まる話など、神話的・歴史的な話題もあります。

このように、二宮町は教育の視点から見て、地理的にも文化的にも歴史的にもさまざまに特徴あるところです。その特徴と意義を子どもたちが自身の発達の段階に応じてとらえる中で、郷土に対する愛着と課題意識を育んでいくことができるよう、「コミュニティ・スクール」として学校・家庭・地域が連携していけるよう努めてまいります。

野菜の観察

丈(たけ)がだいぶ伸びた野菜の様子を、この日は2年生の子どもたちが丁寧に観察していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「葉っぱは○○枚だ」「○○個、花が咲いたよ」「もう実がなってるよ!」など、客観的な事実をもとに成長を見取っていました。

「僕はピーマンが好きなんだ」という子は、つぼみがついたピーマンの株を前に、今後の成長に期待する楽しそうな表情を見せてくれました。

野菜の丈が伸びた!

一人ひとり好きな野菜の苗を選んで植えてから約2週間たちました。

最近の雨と暑さのおかげか、丈(たけ)が伸びてきていますね。

良く実るように、大きくなぁれ!と願いながらお世話したいですね。

1・2年生 ダンス練習

運動会で、1・2年生は合同で「怪獣の花唄」というダンスを踊ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生の説明・指示と模範演技とともに、体育館の舞台奥の壁に大きく映写した模範演技の動画も併せて見ながら、子どもたちはイメージでどんどん覚えていきます。

野菜の苗を植えました

生活科で、野菜の苗を植えました。ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマンの中から、自分で育ててみたい野菜を選び、鉢植えにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれも夏野菜です。水や肥料を上手にあげて大切に育て、学期末の頃に実るといいですね。

 

 

 

 

 

 

     【キュウリ】         【ミニトマト】

 

 

 

 

 

 

     【ナス】           【ピーマン】

長さを測る

長さを測ったり読み取ったりする学習をする中で、「cm」や「mm」といった単位を扱っていきます。

「cm」は2年生の子どもたちにもなじみのある単位ですが、「mm」はより精密な長さを表すために、定規をあてて読み取るのもひと苦労です。教科書の縦と横の長さを測ろうと、子どもたちなりに一生懸命取り組んでいるところです。

 

 

 

 

 

 

各教室には、「書画カメラ」という映像を拡大するカメラがあります。これで資料や立体物などをテレビに大きく写して見せると、視点の置きどころや指先の使い方など、分かりやすく学習することができます。

なりきって音読

 

国語で工藤直子さん作「ふきのとう」という物語を扱っています。

「物語の場面を具体的にイメージしながら音読する」ことが目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでにこれまでの学習で物語の場面については読み取りを終え、子どもたちは自分たちなりのイメージを持っています。グループ内で登場人物を分担し、まさに「なりきって」声色や表情、身振りなどを工夫した音読発表でした。

 

 

 

 

 

 

発表が終わると、聞いていた子どもたちからは感想や意見の発言がいくつも挙がりますが、発言が後発となった子どもたちは先発の意見をよく聞いていて、「それとは違うんだけど」「似ている!」など、自分の意見を相対的に位置づけることができる子どもたちも少なからずいました。

だるまさんがころんだ

4月になってから初めての体育。昨日とは違って、快晴の校庭で気持ちがよさそうでした。

元気よく準備体操した後、2クラス合同で「だるまさんがころんだ」をしました。

久しぶりの体育とあって、みんな張り切っていました。

算数「はこの形」

算数の「はこの形」では、方眼紙で箱の形を作ったり、ひごや粘土玉を使って箱の形を作ったりしました。友達とも協力しながら箱の形について学ぶことができました。

給食ができるまで

2年生の授業で、二宮町学校給食センター栄養士の秋本先生をお招きし、日頃食べている給食がどのようにしてできるのか教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

給食センターはみんなの口に入る食べ物を扱うところとして、衛生管理には細心の注意を払っているとのことです。髪の毛が落ちないよう、頭にネットをかぶったうえにインナーキャップで髪の毛をすべて覆い包んだり、着用したマスクのゴムをインナーキャップの上からかけられるようになっていたりするとのことです。また、「コロコロ」(粘着のクリーナー)でごみやほこりを取っているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、調理した給食(焼き物・揚げ物・茹で物)についても、温度計で中心温度90度以上に管理して殺菌に努めているとのことでした。

給食ができるまでの流れについては、字幕付きの動画を見せていただきました。町内5校の給食1食分を作るのに、ジャガイモを約110㎏も使うことがあると聞いたときには、子どもたちはみんなで驚きました。また、ジャガイモを「球根皮むき機(ピーラー)」できれいにした後の芽かきは、調理員さんが手作業で行わなければならないなど、大変な苦労もあるのだと知りました。

揚げ物や采の目切りは、専用の機械で自動的に行われており、効率化・負担軽減が図られているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように毎日苦労と工夫を重ねている給食センターの皆さんは、「給食を食べている子どもたちが笑顔になってほしい」という思いでお仕事をされているとのことです。それを聞いた子どもたちからは、「(心の中で)ありがとうと言いながら食べる」「残さずに食べる」といった声が上がりました。

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、秋本先生からのクイズに答えたり、給食センターで実際に使われている調理器具のサイズを目の当たりにして実物の大型しゃもじ(スパテラ)を扱う体験をしたりする中、家庭料理とは全くスケールが違う仕事なのだと実感したようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、献立一つひとつが私たちの体の調子や成長のことを考えて決められていることも教えていただきました。1時間で、給食に関わる様々な仕事、従事する方々の思い、献立の栄養素など、楽しくとても深い食育の授業となりました。