秋をさがそう(吾妻山編)
先週、学校で秋をさがすために校庭や中庭を歩き回りました。紅葉しかけている葉っぱやドングリなど、子どもたちなりに見つけて楽しんでいました。
この日は、吾妻山に出かけてみました。やはり、山の中は草木が生い茂るところ、山道に入るなり、すぐに子どもたちは葉っぱや木の枝、木の実や花の種を拾い始めました。
道中、私は吾妻山の散歩を日課にしていて90歳を超えるご年配の男性に出会いました。そこで、日頃ひとくくりで「ドングリ」と言っているものは、大きさや形が違えば木の種類が違うのだということを教わりました。また、吾妻山から見える富士山の景色が四季折々変化すること、山に生えているいろいろキノコ類の中には毒性があるものも少なからずあることなど、いろいろ教わりました。別れ際に、その男性が吾妻山で撮影した風景などの写真をいただきました。
途中の休憩で立ち寄った場所では、バッタやイナゴを追いかける子どもたちもいました。また、吾妻山公園事務所の近くにある遊具の周りには、トンボがたくさん飛んでいて、帽子で掬い取ろうと追いかけたり、静かに人差し指を出して止まらせようとしたりしている子もいました。また、そのそばにある花壇には、菜の花の株が、学校のものよりもひと足早く育ち始めていました。
ひとしきり「秋さがし」をしたあと、ローラー滑り台で何度も繰り返して遊ぶ子どもたち。やはり大人気の遊具ですね。