ブログ

5年生

戦争体験の話

10月27日(金)、二宮町遺族会の方々をお招きし、戦争体験についてのお話を聞きました。

小学生の頃に第二次世界大戦に遭ったことやその後の生活について、紙芝居仕立てで臨場感あふれるお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きるために厳しい寒さの中でも魚を獲り、売りに行かなければならなかったこと、子どもでも防空壕を掘る手伝いをしたこと、食糧難のために食べるものを選べる状況になかったこと、家族が出征し、海外の遠い島の周辺で亡くなったことなど、紙芝居の中から多くのエピソードを聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、子どもたちの質問に答えていただきました。教科書や漫画で物語を読んだりアニメを見たりした経験、最近のウクライナ・ロシアの戦争のニュースなどにより、子どもたちなりに戦争のイメージはあるものの、やはり戦時中に小学生だった方のお話は生々しく、我々教師でも想像のつかない感情場面もあるのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

今後も戦争と平和について、教科等の学習や記録集などの資料で学びを積み重ねていくとともに、年を追うごとに貴重さを増す戦争体験者の実話を聞く機会を大切にしたいと思います。