2023年12月の記事一覧
地層の観察
6年生は理科の授業で、大地のつくりがどのようになっているのかを学習しています。
実際に地面の下がどうなっているのかを知るため、学校の近くにある道路際の地層を観察に行きました。
関係資料を見てみると、吾妻山にある吾妻神社の境内のがけでは地層が観察でき、約7万年前の箱根火山の噴火によって噴出したものが含まれているとのことです。
今回観察する地層が歴史的にどのような経緯を経たものなのか、正確なことは分かりませんが、れき・砂・泥、火山灰などが積み重なっている様子を間近に見られるのは貴重なことです。また、貝の化石が含まれていれば、そこが海だった可能性があることも分かります。
現地では、まず遠巻きに地層の全体像を眺め、地層が縞状になっていることを確かめました。近づいてみると、地層の各層で色や粒の大きさが異なることも分かりました。最後に、実際に地層に触れてみてそのことを実感しました。中には、貝の化石を見つけて歓声が上がる場面もありました。