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5年生

5年生の調理実習

この日は、ホウレン草のおひたしとゆでジャガイモをつくりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生は初めての調理実習です。まさに調理入門、調理器具を初めて握る子も少なからずいます。一方、おうちでお手伝いなどを通じて慣れている子も少なからずいます。先生の説明や教科書等の資料により、みんな事前学習をしているものの、こんなときは身近にいる友達の姿から学ぶのが一番効果的です。慣れていない子、自信のない子たちが友達の調理している姿を見るそのさまは真剣そのものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安全のために調理中は椅子をしまったり、使い終わった調理器具を別の調理工程と並行して洗って片付けたりするなど、調理がうまくなることとは別に学ぶことも多いのですが、調理に慣れているか否かに関わらず全員が積極的に取り組もうとしている5年生の子どもたちは、これからきっと安全に手際よく調理を進めることができるようになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試食は、マヨネーズ、ケチャップ、それらを混ぜてつくるオーロラソース、コショウなど、それぞれお好みの味付けでした。おいしくいただきましたが、ジャガイモのゆでが足りずに固いと感じたグループが少なからずありました。くしや菜ばしでつついて固さを感じながらゆで加減を判断する難しさを実感したことは、これからの調理に必ず生きてくると思います。

5・6年ソーラン節、校庭で練習

運動会までいよいよ1週間あまりとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強い日差しの中、校庭で数々の隊形移動が始まりました。運動会の表現種目を何度も経験している高学年、距離感覚や位置取りなど、ほどよい感じに覚えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業の最後、「ラスト1本!」でBGMをかけたときに子どもたちのスイッチが切り替わり、切れのよい動きを見せてくれました。]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスト1週間、みんながあこがれるソーラン節となるよう磨きをかけてがんばれ!

議論への道すじ

現在の道徳の授業では、「考え、議論する」ことが大切であるとされています。

教科書を読む、あるいは講話を聞く中で、その道徳的価値を探し出すことも大切であると思います。しかし、多様な背景に生き、多様な価値観をもつ人たちが集い、話し合う中で、「何を根拠にそう思うのか」「そのことに共感するか否か」と行った過程を経て、自分なりの考えを深めることに価値を置いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、誰でもいきなりクラス単位で議論することは難しいものです。沈黙したり、発言者が偏ったり、議論が浅くなってしまったりしがちです。

そのため、まずは一人で考え、書いてみることで自分の思いを明確にします。次のステップとして、小グループによるリラックスムードの中で話し合うことに慣れていくとともに、発想を広げていくことになります。

子ども同士の学び合いのよさ

算数で小数のしくみについて、ドリル教材を使って問題練習をしています。みんな自力で解こうと一生懸命頑張っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には自力で理解し、問題解決する力をつけるのが理想ですが、友達と一緒に考え、その中で交わされる言葉に触発されて理解が進む子もいます。

担任のチェックと指導と並行して、早めに解き終わった子が友達に教えています。子ども同士の言葉で分かり合える安心感もメリットですが、教えている子にとっても、相手の理解の状況に応じて言葉を選ぶなど、自分自身の理解がより深まります。

算数「小数のしくみ」

整数や小数を10倍、100倍、・・・の大きさにしたり1/10、1/100、・・・の大きさにしたりすると位が移ることを理解する授業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分がわかるだけでなく、自分の理解を友だちにも理解してもらうために対話しています。また、友達の説明を聞くことによって、ヒントを得たり、自分の理解の仕方に自信を深めることにもつながります。

総合「Road to 6年生」と調理実習

毎年、年度最後のたてわり班遊びは、代替わりとして5年生が進行をします。今年は総合の一貫で、たてわり班遊びを事前に6年生へデモンストレーションを行い、アドバイスをもらうという活動を行いました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に「進行する側」と「参加する側」は大違いで、ルールの説明から全体の動かし方、声のかけ方など、気を配ることは多岐に渡ります。6年生からは「明るい声が良い」「敬語ばかりだと、低学年が緊張してしまう」「遊びを説明するときは、実際にやって見せたり、身振り手振りも入れて」と、的確なアドバイスを貰い5年生も修正していきました。

本番当日では、スムーズに進行できた班、うまく伝えられなかった班、大いに盛り上がった班と様々だった様です。各クラスの先生からは、5年生がよく頑張っていたとお褒めの言葉もいただきました。6年生になるとこの準備が毎度のこととなります。「できて当たり前」となる最高学年、卒業式練習も始まりましたので、先輩の姿からたくさんのことを学んでいきたいと思います。

また、5年生最後の調理実習も行いました。準備から片付けまで非常にスムーズにできました。自分で作ったご飯とみそ汁の味は格別です。ぜひ、家でも作ってみてください。

Road to 6年生

総合の学習では、「Road to 6年生」と題し、新学年に向けた準備として6年生に授業見学をさせてもらったり、インタビューに行ったりという学習を行っています。

4月になれば学校のリーダーとしてたてわり班を仕切ったり、新一年生の入学準備やお世話をしたりといった仕事が一人一人に課せられます。

今まで、自分一人の都合を考えればよかった学校生活が、他人や周囲のことまで考えて行動しなければならないので、子どもたちは自分の行動意識を変える良い機会となっているようです。

先日は早速、6年生の授業を参観しましたが、「意見が止まらず出続けている」「声の大きさが聞き取りやすい」「自分の考えや感想をしっかり持てている」「質問に対し、自分の意見をすぐに言えている」など、様々な気づきを得ていました。6年生の学習に向かう姿勢を見て、大いに刺激となったようです。

他校の先生が授業参観にいらっしゃいました

先日11月22日(水)、公開授業研究会があり、他校から大勢の先生方が授業参観にいらっしゃいました。5年生は2組で書写(毛筆)の授業を公開しました。

入れ替わりでたくさんの先生方が見に来られましたが、子どもたちも緊張しながらも、嬉しそうに授業を受けていました。

戦争体験の話

10月27日(金)、二宮町遺族会の方々をお招きし、戦争体験についてのお話を聞きました。

小学生の頃に第二次世界大戦に遭ったことやその後の生活について、紙芝居仕立てで臨場感あふれるお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きるために厳しい寒さの中でも魚を獲り、売りに行かなければならなかったこと、子どもでも防空壕を掘る手伝いをしたこと、食糧難のために食べるものを選べる状況になかったこと、家族が出征し、海外の遠い島の周辺で亡くなったことなど、紙芝居の中から多くのエピソードを聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、子どもたちの質問に答えていただきました。教科書や漫画で物語を読んだりアニメを見たりした経験、最近のウクライナ・ロシアの戦争のニュースなどにより、子どもたちなりに戦争のイメージはあるものの、やはり戦時中に小学生だった方のお話は生々しく、我々教師でも想像のつかない感情場面もあるのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

今後も戦争と平和について、教科等の学習や記録集などの資料で学びを積み重ねていくとともに、年を追うごとに貴重さを増す戦争体験者の実話を聞く機会を大切にしたいと思います。

理科実験「流れる水のはたらき」

雨がたくさん降ったときの校庭には、川のような筋をつくって水が流れることがあります。このようなときに流れている水にはどのようなはたらきがあるのでしょうか?

理科の実験では、盛り土を山に模して水を流したり、今回の授業のように斜面に盛った土に筋をつくって水を流したりして、ミニチュアの川の流れを再現します。

川の流れはまっすぐではなく、たいてい曲がりくねっていますが、そのカーブの部分を陸上競技になぞらえて、「インコース」「アウトコース」と呼ぶならば、それぞれで水の流れる様子がちがっています。その様子を記録に残そうとChromebookのカメラ機能で撮影しようとする子もいました。さて、どのようにちがうのでしょうか?