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2023年10月の記事一覧

計算の順序を考えて、そのしかたを説明しよう

 

算数の計算で、四則演算(+、−、×、÷)が混じった式の計算をするときには、やり方によっては答えが全く違ってきます。

しかし、演算というのは世界共通の考え方で決まっているものであり、書き方が同じ式であれば答えが一つに決まります。やり方によって答えが変わるのは、いったいどうしたものでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

計算の決まりを正しく覚えたうえで、子どもたちはそれぞれ問題に取り組みます。

 

 

 

 

 

 

ある程度解けたらグループの中で、自分なりの言葉で説明をすることにより、考え方の交流をしますが、答えが互いに一致しないものが出たとき、「〇、×」の判定だけで終えるのではなく、どのような考え方でそれぞれの答えに至ったのかを互いに理解することを大切にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ活動だからこそ気軽に交流することができ、このような考えの交流をしていく中で、話し方やノートの書き方が洗練されていきます。最終的には、複雑で間違いやすい内容の学習であっても、自分の考えや思いを自覚し、身につけやすくなります。

総合(福祉) 学習発表会

4年生はこれまでに、総合的な学習の時間に「福祉」をテーマとして、特に「ユニバーサルデザイン」(以下、UD)について学んできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書籍やインターネットで調べることはもちろんのこと、自分たちの身の回りにもUDがありそうだと気づき、二宮駅まで行って周辺の調査もしました。

さて、今日はその学習成果を班ごとに発表しました。学級閉鎖中でお家にいる4年1組の友達がGoogle Meetを活用し、オンラインでその様子を視聴しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表が終わるごとに、1組の子どもたちから、2組の子どもたちの発表内容に対する前向きな感想が出され、あたたかい雰囲気の中で進行していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、1組の子どもたちが明日から登校再開することを楽しみに、オンライン上で「バイバ~イ!」とお別れしました。

給食を通じた3小学校の交流会

「二宮町内の3小学校で、同じ学年同士の子どもたちが交流する」というと、きっと多くの方々は、「どこで?」「何をする?」「互いに離れていて、会うのに時間がかかるよね?」などと考えることでしょう。

本日、「にのみや学園」の4年生6クラスの子どもたち(二宮小3クラス、一色小1クラス、山西小2クラス)が、給食の時間にGoogleMeetを活用し、互いの教室内をタブレット端末でライブ中継して「初顔合わせ」しました。実は、昨日、3校の担任の先生が学年ごとにオンラインミーティングし、交流について協議する中、さっそく実現したのが4年生ということなのです。

「こんにちは~!」と挨拶したり、画面に向かって手を振り、相手の反応をうかがったり、まるで隣のクラスの友達に話しかけているかのような感覚でした。

食事が済むと、画面の中にいる「他のクラス」の「友達」に向かって個人的に話しかけたかったらしく、タブレット端末に集まってくる子どもたちもいました。

このような気軽なかかわりを重ねる中で、いつか、実際の対面の交流や教科等の学習上の交流に発展するかもしれないと思うと、なんだか楽しみで夢がありますね。