4/30(火)、工藤昭彦先生にお越しいただき、鍵盤ハーモニカの扱い方を教わりました。
唄口(うたくち:ホースの部分)の扱い方から始まり、ド・レ・ミ・ファ・ソの音階の指使いを歌に合わせて覚えていきました。
音を出す練習では、「やさしい息使い」「タンギング」に心がけました。「タンギング」は3年生のリコーダー演奏にも通じる「舌の使い方」ですが、口の中の動きであり、なかなかうまくできない子もいました。これからいろいろな曲を演奏する中で、徐々に慣れていくと思います。
最後に、工藤先生による「ドラえもん」の歌を生演奏していただき、子どもたちは大喜び。これから鍵盤ハーモニカを練習していくモチベーションがとても高まりました。
現在の道徳の授業では、「考え、議論する」ことが大切であるとされています。
教科書を読む、あるいは講話を聞く中で、その道徳的価値を探し出すことも大切であると思います。しかし、多様な背景に生き、多様な価値観をもつ人たちが集い、話し合う中で、「何を根拠にそう思うのか」「そのことに共感するか否か」と行った過程を経て、自分なりの考えを深めることに価値を置いています。
しかし、誰でもいきなりクラス単位で議論することは難しいものです。沈黙したり、発言者が偏ったり、議論が浅くなってしまったりしがちです。
そのため、まずは一人で考え、書いてみることで自分の思いを明確にします。次のステップとして、小グループによるリラックスムードの中で話し合うことに慣れていくとともに、発想を広げていくことになります。
小学校の社会科は3年生から始まります。まずは自分の身のまわりの様子や生活経験から土地の使われ方について考察していきます。
授業の始めに個人学習として、教科書に掲載されている地域を題材に、土地の使われ方について読み取っていきます。それがキーワードとして「高いところ」「低いところ」に関連付けされながら黒板に書かれていきました。
また、自分たちの住む山西小学校区に対比させたときに考えたことも関連付けられていきました。しかし、同じキーワードでも子どもによって見方・考え方が異なるらしく、「高いところ」「低いところ」双方に関連づいているものも出てきました。そのため、「なぜそのような土地の使われ方をするのか」という疑問へ発展しました。
自分なりの結論とその理由を考え、説明しようと試みています。さあ、聞いている子どもたちからはどのような反応が返ってくるでしょうか?
いよいよ今年の運動会がひと月後(5/30(木))に迫ってきました。
朝のひととき、6年生が学年そろって校庭に集まりました。リレーの選手を決めるための徒競走です。
選手になるのは原則、希望制ですが、例年、規定の人数以上に希望者がいますので、その子たちで競走して決めます。それ以外の子たちは応援して見守ります。
競走を始める前に、担任の先生から6年生児童全員に向けて、こんな話がありました。
「私は、6年生全員が運動会の取組を通じて育ってほしいと思っています。選手の候補者を応援することはよいことだけれども、特定の子だけ応援する(声をかける)のは、ちょっと違うと思います。競走に勝った子にはもちろんだけれど、競走に負けてしまった子にも、(あきらめず勝負してよくがんばったという)称える(たたえる)ことが大切ですね。」
その後の競走では、皆が候補者全員を応援し、それぞれの結果を負った子どもたちへの励まし、ねぎらいなど、校庭の随所でそれぞれの場面がありました。
勝負事には結果がつきものですが、結果だけで終わらない「心の耕し」を見ることができました。
4月18日(木)、日本全国の小学校6年生と中学校3年生は、国語と算数(中学生は数学)の学力に関する調査を行いました。
覚えたことを知識としてアウトプットするだけでなく、問題の場面から解答の方針をなんとか編み出し、その方針でうまく解けそうかどうかを判断し、解答までの道筋をうまく表現することが求められています。
そうなると、まず問題文を読みこなすのがひと苦労です。そして解答へのイメージをぼんやりと考えるのが次のヤマです。最終的なヤマ場は解答を書くのにそれなりの文量となることです。
子どもたちは2教科ともに必死になって取り組んでいました。問題文をうまく解釈できなかった子、時間が足りなかった子、上手く解答を書けなかった子などさまざまですが、困難なことに対峙する態度もこれから生きていくうえで大切な力です。
翌週22日(月)は学習状況についてのアンケートが残っていますが、まずは今日のテスト、お疲れさまでした。
3年生になると音楽でソプラノリコーダーを使うようになります。子どもたちは新しい楽器で演奏できるようになることを楽しみにしています。
4月18日(木)、東京リコーダー協会の齋藤隆夫先生が講師としてお越しくださいました。リコーダー演奏は息使いが基本であり一番難しいところでもありますが、優しい息遣いを漢字で意味づけしたり、吹きかけた息で上向く紙の様子で吹き加減を視覚化したり、「タンギング」の要領を1,2の英語表現「ワン、トゥー」の「トゥー」になぞらえたりと、とても分かりやすく教えてくださいました。
リコーダーの持ち方も最初が肝心です。左右の持ち手を逆にしたとき、「レ」の音を出すために押さえる指がうまく使えないのです。その結果、「レ」から半音上げた音が出ず、もう少し高い音になってしまうことを実演してくださいました。
リコーダーは学校の授業で何年も使い続ける楽器です。良い音で演奏するため、そして清潔に保つための手入れの方法も教わりました。
また、リコーダーの仲間をいろいろと実演してくださいました。バスリコーダーはその大きさからも迫力満点でした。
最後に、音楽専科の菅谷先生と齋...
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