4/30(火)、工藤昭彦先生にお越しいただき、鍵盤ハーモニカの扱い方を教わりました。
唄口(うたくち:ホースの部分)の扱い方から始まり、ド・レ・ミ・ファ・ソの音階の指使いを歌に合わせて覚えていきました。
音を出す練習では、「やさしい息使い」「タンギング」に心がけました。「タンギング」は3年生のリコーダー演奏にも通じる「舌の使い方」ですが、口の中の動きであり、なかなかうまくできない子もいました。これからいろいろな曲を演奏する中で、徐々に慣れていくと思います。
最後に、工藤先生による「ドラえもん」の歌を生演奏していただき、子どもたちは大喜び。これから鍵盤ハーモニカを練習していくモチベーションがとても高まりました。
現在の道徳の授業では、「考え、議論する」ことが大切であるとされています。
教科書を読む、あるいは講話を聞く中で、その道徳的価値を探し出すことも大切であると思います。しかし、多様な背景に生き、多様な価値観をもつ人たちが集い、話し合う中で、「何を根拠にそう思うのか」「そのことに共感するか否か」と行った過程を経て、自分なりの考えを深めることに価値を置いています。
しかし、誰でもいきなりクラス単位で議論することは難しいものです。沈黙したり、発言者が偏ったり、議論が浅くなってしまったりしがちです。
そのため、まずは一人で考え、書いてみることで自分の思いを明確にします。次のステップとして、小グループによるリラックスムードの中で話し合うことに慣れていくとともに、発想を広げていくことになります。
小学校の社会科は3年生から始まります。まずは自分の身のまわりの様子や生活経験から土地の使われ方について考察していきます。
授業の始めに個人学習として、教科書に掲載されている地域を題材に、土地の使われ方について読み取っていきます。それがキーワードとして「高いところ」「低いところ」に関連付けされながら黒板に書かれていきました。
また、自分たちの住む山西小学校区に対比させたときに考えたことも関連付けられていきました。しかし、同じキーワードでも子どもによって見方・考え方が異なるらしく、「高いところ」「低いところ」双方に関連づいているものも出てきました。そのため、「なぜそのような土地の使われ方をするのか」という疑問へ発展しました。
自分なりの結論とその理由を考え、説明しようと試みています。さあ、聞いている子どもたちからはどのような反応が返ってくるでしょうか?
いよいよ今年の運動会がひと月後(5/30(木))に迫ってきました。
朝のひととき、6年生が学年そろって校庭に集まりました。リレーの選手を決めるための徒競走です。
選手になるのは原則、希望制ですが、例年、規定の人数以上に希望者がいますので、その子たちで競走して決めます。それ以外の子たちは応援して見守ります。
競走を始める前に、担任の先生から6年生児童全員に向けて、こんな話がありました。
「私は、6年生全員が運動会の取組を通じて育ってほしいと思っています。選手の候補者を応援することはよいことだけれども、特定の子だけ応援する(声をかける)のは、ちょっと違うと思います。競走に勝った子にはもちろんだけれど、競走に負けてしまった子にも、(あきらめず勝負してよくがんばったという)称える(たたえる)ことが大切ですね。」
その後の競走では、皆が候補者全員を応援し、それぞれの結果を負った子どもたちへの励まし、ねぎらいなど、校庭の随所でそれぞれの場面がありました。
勝負事には結果がつきものですが、結果だけで終わらない「心の耕し」を見ることができました。
4月18日(木)、日本全国の小学校6年生と中学校3年生は、国語と算数(中学生は数学)の学力に関する調査を行いました。
覚えたことを知識としてアウトプットするだけでなく、問題の場面から解答の方針をなんとか編み出し、その方針でうまく解けそうかどうかを判断し、解答までの道筋をうまく表現することが求められています。
そうなると、まず問題文を読みこなすのがひと苦労です。そして解答へのイメージをぼんやりと考えるのが次のヤマです。最終的なヤマ場は解答を書くのにそれなりの文量となることです。
子どもたちは2教科ともに必死になって取り組んでいました。問題文をうまく解釈できなかった子、時間が足りなかった子、上手く解答を書けなかった子などさまざまですが、困難なことに対峙する態度もこれから生きていくうえで大切な力です。
翌週22日(月)は学習状況についてのアンケートが残っていますが、まずは今日のテスト、お疲れさまでした。
3年生になると音楽でソプラノリコーダーを使うようになります。子どもたちは新しい楽器で演奏できるようになることを楽しみにしています。
4月18日(木)、東京リコーダー協会の齋藤隆夫先生が講師としてお越しくださいました。リコーダー演奏は息使いが基本であり一番難しいところでもありますが、優しい息遣いを漢字で意味づけしたり、吹きかけた息で上向く紙の様子で吹き加減を視覚化したり、「タンギング」の要領を1,2の英語表現「ワン、トゥー」の「トゥー」になぞらえたりと、とても分かりやすく教えてくださいました。
リコーダーの持ち方も最初が肝心です。左右の持ち手を逆にしたとき、「レ」の音を出すために押さえる指がうまく使えないのです。その結果、「レ」から半音上げた音が出ず、もう少し高い音になってしまうことを実演してくださいました。
リコーダーは学校の授業で何年も使い続ける楽器です。良い音で演奏するため、そして清潔に保つための手入れの方法も教わりました。
また、リコーダーの仲間をいろいろと実演してくださいました。バスリコーダーはその大きさからも迫力満点でした。
最後に、音楽専科の菅谷先生と齋...
4月16日(火)、交通安全教室がありました。
神奈川県警の方に講師としてお越しいただき、大磯地区交通安全協会及び二宮町防災安全課の皆さん、スクールサポーターの鈴木さん、山西駐在所の栗城さんにもご協力いただきました。
お話の後、実際に校外に出て、信号がある横断歩道や、横断歩道のないT字路の渡り方などを勉強しました。
横断歩道やT字路を渡る際には、手を挙げて「右・左・右」を見て、車などが来ていないか確認してから渡るということを何度もお話しいただきました。また、未就学児より1年生になるとぐっと事故にあう子が増えるというお話もありました。
これから子どもだけで下校したり遊びに出かけたりするようになりますので、引き続き学校でも指導を行っていきます。
1年生は3日間の「おやつ給食(プレ給食)」を経て、先週12日(金)から2年生以上と同じ献立の給食となりました。
配膳・片づけこそまだ自分たちだけではできませんが、先生や6年生に教わりながら、徐々に自分たちで分担できる仕事が増えるといいですね。
さて、この日の献立は、麦ごはん、牛乳、チキンカレー、フルーツのヨーグルトあえです。この日のカレーは、1年生にはちょっと辛いかなぁ、という感じがしましたが、あとで聞いてみると「おいしかったよ!」という感想がずいぶんありました。
大人にもいますが、食の細い子、ゆっくり食べる子、苦手な食材がある子、…。無理のない範囲やペースで少しずつ克服できるといいと思います。
まずは食事のマナーを守りながら、おいしくいただきましょう。
社会科で、教科書中の題材から読み取れることや考えられることを、黒板でWeb状に「見える化」しています。このような活動をしていくことによって学びが広がり、深まっていきます。
6年生は2年生の頃からこのような学び合いを段階的に積み重ねて経験してきており、子どもたちの司会によって「教材から読み取る」「読み取ったこと・理解したことを発表し合って共有する」「場合によっては質問や反対意見、感想などをはさむ」などの過程を自分たちだけで進めることもできるようになってきています。
こうなると、先生は「冒頭の課題提示」「子どもたちの学習展開中の見守り」をするのが役割となります。もちろん、見守る中で「軌道修正」や「よい発言や行為の価値づけ」「最終的なまとめ」などは適宜行っていきます。
国語で谷川俊太郎さん作の「どきん」という詩を扱っています。
「言葉の調子を楽しみながら音読する」のが目標です。
担任の先生の範読を聞きながら、子どもたちは詩のイメージを膨らませています。また、詩の中で使われている「擬音語」や「擬態語」(まとめて「オノマトペ」ともいいます)一つ一つに、自分なりのこだわりを持ち始めています。「語感がおもしろい」「場面に共感する」など、一人一人こだわる表現やその理由は異なります。
そこで、先生が範読する中で自分の好きな表現に当たったときに合わせて音読してみました。こだわりどころは多様でしたが、大勢が一様にこだわる表現もありました。
最後に担任の先生のこだわりどころを伝えるために、読み方を変えて列ごとに子どもたちが息を揃えて読んでいきました。
音読を楽しむ中にも、「聞いて想像する」「こだわりを表現する」「読み手を変える」など、様々な局面を設けて多角的に学べるよう工夫しています。
本校保護者の皆様 地域の皆様
各種気象予報によりますと、明日(4/9(火))の午前9時頃から11時頃にかけて、強い雨が降る可能性があるそうです。その場合、周囲に気を付けながらの通常登校となりますが、1年生については下校が重なるので、状況によっては学校に留め置いて様子を見ることも考えられます。
なお、予報よりも早くに強い雨が降り出した場合、休校の措置をとることもあり得ます。その場合、明日の午前6時30分までにマチコミメールでお知らせします。(通常登校の場合はマチコミメールを配信しません。)
肌寒く霧雨の中ではありましたが、桜の花が咲き誇る中、44名の新入学児童全員、出席することができました。
子どもたちは緊張気味にお行儀よく座って、話をよく聞いていました。
1年生にとって、この入学式が山西小学校での最初の「授業」となりますので、「校長先生とお約束してほしいこと」として、次の4点について、頭文字だけをカードにして見せながら話しました。
は「早寝早起き朝ごはん」早く寝て、早く起きて、朝ごはんを食べます。
う「運動」元気よく運動します。
お「お勉強」お勉強を楽しみます。
よ「よーく聞く」お話をよーく聞きます。
さらに、これらを聞くだけでなく、頭文字を並べ替えるとどのような言葉になるのかを考えてもらったところ、児童席のあちこちから「おはよう」の言葉がすぐに聞こえてきました。
この日を迎えるにあたり、PTAサポーターズ委員会の方々には、式場を彩るお花の調達や管理でたいへんお世話になりました。
また、一昨日の4月3日(水)、6年生が登校して、1年生の教室や入学式の会場を準備したり周辺の掃除をしたりするなど、てきぱきと行動して大活躍でした。
3月19日(火)、本校の卒業式が無事に執り行われ、52名の6年生が旅立っていきました。
前日準備には、5年生児童が校舎内外の清掃・装飾などをしてくれたほかに、PTAサポーターズ委員会の皆さんが式場内と外の渡り通路を素敵な花で飾ってくださいました。
開式後は、厳かで緊張感がありながらも、穏やかな雰囲気の中で一人ひとり卒業証書が授与されていきました。そして、5年生・6年生ともに、今の自分たちの心境やこれからの思いを込めて、歌を贈り合いました。
式辞として、全身が硬くて長いトゲで覆われている「ヤマアラシ」の姿になぞらえ、人間関係の在り方のひとつを話しました。ヤマアラシは、互いに寄り添って寒さをしのごうとするものの、仲間と自分が近寄りすぎて、互いに傷つけてしまうという経験を何度もするそうです。しかし、そのうちに、互いを傷つけず、しかも寒くない距離を見つけるようになるそうです。このような姿は、相手を思いやり、豊かに人とかかわり合いをもてる距離の取り方に通じると思います。
結びとしまして、当日は多くの保護者の方々にご臨席いただいたことはもちろんのこと、学区内地区長の方々、学校運営協議...
3月19日(火)の卒業式当日までいよいよ8日(登校日としては6日)となりました。これまで5年生も6年生も歌の練習を何度も行いましたが、今日は、6年生が式場で校長から卒業証書を受け取る所作を練習しました。
移動や待機、返事のタイミング、証書授与台の上での動作、着席してからの所作など、一つひとつのポイントについて、「人の振り見て我が振り直せ」のことわざにもあるように、何十人もの友達の動作のサンプルを2回ずつ見て学びました。1回目の練習で動作を直すために呼び止められた子も、2回目の練習ではきちんと修正ができていました。
卒業式では、卒業生の「入場」から「退場」まで、いくつもの見せ場がありますが、6年間の小学校課程を修了した証としての証書を受け取る「卒業証書授与」は、そのうちの一つです。
卒業式は学校で行われる儀式的行事のうちの一つです。私は、儀式といえば「型」だと考えています。「通過儀礼」という言葉があるように、この型を通過することにより、今の自分にけじめをつけ、次の未来に進むための覚悟を決めるためのきっかけの一つになっていると思います。覚悟というのは...
毎年、年度最後のたてわり班遊びは、代替わりとして5年生が進行をします。今年は総合の一貫で、たてわり班遊びを事前に6年生へデモンストレーションを行い、アドバイスをもらうという活動を行いました。
実際に「進行する側」と「参加する側」は大違いで、ルールの説明から全体の動かし方、声のかけ方など、気を配ることは多岐に渡ります。6年生からは「明るい声が良い」「敬語ばかりだと、低学年が緊張してしまう」「遊びを説明するときは、実際にやって見せたり、身振り手振りも入れて」と、的確なアドバイスを貰い5年生も修正していきました。
本番当日では、スムーズに進行できた班、うまく伝えられなかった班、大いに盛り上がった班と様々だった様です。各クラスの先生からは、5年生がよく頑張っていたとお褒めの言葉もいただきました。6年生になるとこの準備が毎度のこととなります。「できて当たり前」となる最高学年、卒業式練習も始まりましたので、先輩の姿からたくさんのことを学んでいきたいと思います。
また、5年生最後の調理実習も行いました。準備から片付けまで非常にスムーズにできました。自分で作ったご飯とみそ汁の味...
◆令和6年2月28日
【議事録】山西小第4回学校運営協議会.pdf
2月26日(月)、今年度2回目のジャンプ集会が行われました。
クラスのチームワークづくり、体力づくりなど、それぞれの目標をもちながら校庭に集合しました。
「声かけが大切」と言う子どもたちの声をたくさん聞きました。「タイミングを合わせやすくするため」「みんなの士気を高めるため」など、それぞれに意味づけをして取り組んでいたようです。また、「失敗してしまった友達を励ます」「不安に思っている友達の後押しをする」ために、さりげなくかかわる子どもたちも少なからずいました。
当日の回数が上位で喜ぶクラスもありましたが、今回の集会には新しいルールとして「伸びしろ」が加わりました。これは、2学期に行われた第1回の集会で跳んだ回数からどれだけ記録が伸びたかを比べるものであり、上達の度合いが前面に出るものです。(結果発表は時間の都合で後日となりました。)
当日は各クラスそれぞれのリズムで縄を回し、みんな夢中になって跳んでいました。跳んだ回数としては、上の学年でなくても上位となるような場面もあり、どの子どもたちにとっても次年度への励みになった...
2/20(火)は、社会科「焼き物を生かしたまちづくり」の学習の一環で、陶芸家を招いて焼きものづくり(備前焼)の体験をしました。一本の大きな陶土をみんなで平等に分けるためにはどうしたらいいのか、どんな風に焼きあがるのか、とワクワクしながら時間をかけて形成しました。自宅の登り窯で窯炊きをするのは年末のため、かなり時間を要してしまいますが、子どもたちが忘れたころにお返しできればいいなと思っています。
また、作り手の生の声を聞く貴重な機会にもなりました。陶土の作り方、使用する薪の量、よく見る食器との違い、火に対するイメージ、作り手としての思い、二宮や近隣地域のよさなど、多岐にわたる内容で聞き取りメモの鉛筆は動き続けていました。
最後に陶芸家からネタバレをし、1組は「鶴見先生のおじさんだったの?!」、2組は「だと思ったー!」などと口々に言っていました。給食や昼休みも子どもたちとかかわり、楽しませていただきました。
総合の学習では、「Road to 6年生」と題し、新学年に向けた準備として6年生に授業見学をさせてもらったり、インタビューに行ったりという学習を行っています。
4月になれば学校のリーダーとしてたてわり班を仕切ったり、新一年生の入学準備やお世話をしたりといった仕事が一人一人に課せられます。
今まで、自分一人の都合を考えればよかった学校生活が、他人や周囲のことまで考えて行動しなければならないので、子どもたちは自分の行動意識を変える良い機会となっているようです。
先日は早速、6年生の授業を参観しましたが、「意見が止まらず出続けている」「声の大きさが聞き取りやすい」「自分の考えや感想をしっかり持てている」「質問に対し、自分の意見をすぐに言えている」など、様々な気づきを得ていました。6年生の学習に向かう姿勢を見て、大いに刺激となったようです。
2年生の授業で、二宮町学校給食センター栄養士の秋本先生をお招きし、日頃食べている給食がどのようにしてできるのか教えていただきました。
給食センターはみんなの口に入る食べ物を扱うところとして、衛生管理には細心の注意を払っているとのことです。髪の毛が落ちないよう、頭にネットをかぶったうえにインナーキャップで髪の毛をすべて覆い包んだり、着用したマスクのゴムをインナーキャップの上からかけられるようになっていたりするとのことです。また、「コロコロ」(粘着のクリーナー)でごみやほこりを取っているとのことでした。
また、調理した給食(焼き物・揚げ物・茹で物)についても、温度計で中心温度90度以上に管理して殺菌に努めているとのことでした。
給食ができるまでの流れについては、字幕付きの動画を見せていただきました。町内5校の給食1食分を作るのに、ジャガイモを約110㎏も使うことがあると聞いたときには、子どもたちはみんなで驚きました。また、ジャガイモを「球根皮むき機(ピーラー)」できれいにした後の芽かきは、調理員さんが手作業で行わなければならないなど、大変な...
4年生の子どもたちが畑で育て、「山西ゴールド」と愛称をつけたサツマイモ。
二宮町福祉協議会のお力添えにより、二宮町町民センター内の「ともしびショップ なのはな」店頭にて、数日で売り切れました。(1月中旬のお話です。)
本日、協議会から連絡があり、7,258円の売り上げがあったことをお知らせいただきました。この売上金は、二宮町の福祉のために役立てていただくことになっています。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!
1月31日に高橋繁実先生を特別講師としてお招きし「水墨画」の授業を行いました。
これまで絵画については絵の具を用いた絵画の経験はありましたが、水墨画はほとんど経験がありません。丁寧に教えてもらいました。
水墨画は「色彩を用いず、墨一色で描いた絵画」です。
墨一色なので絵の具以上に濃淡の調整が重要です。
授業のはじめに「技法」を教わりました。
【濃淡の調節】
淡い色から少しずつ濃くして線を描く練習をしました。
少しずつ墨を加えていくのがポイントです。
【にじみ】
半紙を水で濡らしてからそこに墨をつけると意図的に「にじみ」を表現できます。
亀の甲羅を表現しました。
【かすれ】
筆の水分を絞り、筆の毛先を扇状にひろげ、先端だけ墨をつけて描きました。
動物の毛などを表現しました。
以上の技法に「線描き」を加えて、それぞれが持ち寄った題材を描きました。
あらためて、社会の歴史で習った雪舟の水墨画「四季山水図屏風」を見ると、その技能の高さが実感できるのではないでしょうか。
←↑ 子どもたちの作品
今週は1年生が校庭で「たこあげ」をしました。
生活科では、遊びや観察等を通じて自然を感じることも教科の学習のねらいとしています。
風を感じることのできる活動として、紙飛行機や風車もありますが、「たこあげ」は、風の強さをたこが揚がっている様子や糸を持つ手ごたえ、そして場合によっては助走してたこを浮き上がらせる様子など、独特の楽しさがあると思います。
担任の先生から事前指導を受け、お手本で一人の児童が揚げるさまを見て、「わあ~」と歓声が上がり、みんなはすぐにたこを持って校庭いっぱいに散っていきました。
助走に夢中でたこに注意が向かずに友達のたこ糸と交差してしまう場面もありましたが、ある程度高く揚がってしまうと立ち止まったままでも大丈夫なことに気づいた子は、たこに視線を向ける中で、糸を持つ手ごたえやたこのたわむ様子から風を感じることができたようです。また、手が届くくらい低くても風を受けて揚がるさまを目の当たりにした子は、間近で印象強く受け止めたようです。
4年生はこの1年間、総合的な学習の時間を通じて、「福祉」をテーマに様々な学習活動をしています。
2学期は主に、「UD(ユニバーサルデザイン)」について調べたり考えたりしてきました。さらに、学んだことを山西小学校に生かすとどのようなことになりそうか、個人あるいはグループで課題設定をし、その解決策を検討しました。「『学校の改善策』なので、校長先生に聞いてもらいたい」ということで、発表会を参観しました。
【目指すところ】みんなほぼ同じ思いで、「どんな人にも、どんなときにも便利で安心」「(視覚や歩行など)障害のある人にもやさしい」「山西小学校に慣れていない人にもやさしい」といったことを考えていました。
【方法】「階段や通路の継ぎ目にある段差に注意喚起したり、スロープなどにより負担を少しでも減らしたりする」「ピクトグラムを掲示し、簡易なイメージで分かりやすくする」「点字を付けたり、外国語表記を付けたりする」「クネット(くねった手すり)を設置して、つかみやすくする」など、学校の実態に即して、「当事者の立場になって」「実現可能性を考えて」提案していました。
【学び...
タイトルとは裏腹に、実は校内で書初め展を統一的に行う決まりはないのですが、そんな視点で校内をまわってみた次第です。
低学年は冬休みの出来事を日記風に硬筆で書きました。(2年生は一部、サインペンによる筆記を含んでいます。)
【1年生】
【2年生】
3~5年生は、書写の授業で日ごろ使っている半紙ではなく、文字を大きく書ける条幅紙を使いました。
【3年生】
【4年生】
【5年生】
6年生は、卒業を目前に控え、今思うこととして「感謝」「将来の夢」のいずれかを選んで書きました。作品下についている付箋には、その思いのたけを追記しています。
(あくまでも各学年の様子をお知らせするものですので、全員の作品を撮影していません。また、個人情報保護の観点から、児童氏名を消しています。今後も可能な範囲で児童の作品をこのように掲載することがあります。)
6年生の3学期ともなると、各教科で新しく学習する内容が目に見えて少なくなってきます。それは、同時に小学生として登校する日数も目に見えて少なくなっていくことを意味しています。
現在、6年生の教室の廊下には、卒業までの残り日数をカウントダウンするする中で、周囲の人たちへの感謝や残された日々の過ごし方など、子どもたちなりの思いが込められた掲示が日々増えていっています。
【土日祝日込みのバージョン】 【登校する日だけのバージョン】
教科書で学ぶこと、小学生としての残り日数はだんだん少なくなりますが、3月19日(火)の卒業式が最後の学び(授業)です。それまでの一日一日を大切に過ごしていってほしいものです。
1月17日(水)朝、体育館で行いました。
子どもたち、そして山西小学校は、日々、地域の方々や関係諸団体の方々に見守られ、支えられながら教育活動を進めています。しかし、大きな問題もなく穏やかに過ごしていると、そうしたお力添えに気づくことなく、当たり前のように毎日が流れてしまうかもしれません。
そのような中、子どもたちにとって、そして私たち教職員にとって、このようなお力添えによって日々の安全安心や豊かな学びを保障されていることのありがたさを意識し、学校と地域がよりいっそうつながる機会を持つことは大切なことです。
コロナ禍により、ここ数年間、このような機会を持つことができませんでしたが、このたび児童会活動として、児童が主体的にかかわり、ご臨席の皆様にも笑顔になっていただけるような企画に努めてきました。
当日を迎えるまでの間、たてわり班の6年生を中心に、お世話になっている方々への感謝のメッセージカードを作成しました。当日は、児童委員会の子どもたちによる司会進行・代表あいさつを軸に、全校児童による感謝の意を込めた歌のプレゼント、全校児童を代表して6年生からメッセージカードの贈...
昨日1月17日(水)、二宮町町民センター内にある「ともしびショップ なのはな」さんからお電話をいただきました。
「山西ゴールドが完売しました。とても好評で、特に(商品一つ一つに)メッセージがついているところが喜ばれていました。」
とのことでした。後日、社会福祉協議会から売上について連絡をいただけることになっています。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
令和6年が始まって1週間以上たちますが、元旦の日から悲しい災害や事故が相次いで起こりました。
石川県で起きた能登地震では、168名の方々が亡くなり、約28,000名の方々が、住むところを失い、とても寒い中で避難生活をしています。また、東京の羽田空港では、飛行機同士が滑走路でぶつかり、5名の方々が亡くなりました。
これから皆さんで、黙祷をしたいと思います。黙祷というのは、亡くなった方々に向けて、悲しみの気持ちを無言で表すことです。
これから私が「黙祷」と言いますので、皆さんはそのときに、黙って目をつぶり、軽く下を向いてください。合図があるまでお願いします。
では、ここから話題を変えます。
冬休みの17日間、「自分はこれをやり遂げた!」という自慢がある人?校長先生は、自分の家で古くなった本を整理したり、植木の枝を切って整えたりしました。
また、学校に花壇を増やそうと思って、硬くなった土を少し掘り返しました。事務室の水澤さんと二人でやったのですが、まだ完成していませんので、これをなるべく早く完成させるのが、今の目標です。
「一年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことがありますか?
年の初めに、1年間何を...
冬休みが始まって5日目の12月27日(水)午前中、本校PTAイベント委員会の主催により、本校の校舎内にて開催されました。
この「プロジェクト」は、子どもたちに人気のある「謎解きクリエイター」の松丸亮吾さんがプロデュースしたものです。校舎内の壁や窓にセットされた50問の「謎」のうち10問以上を、約30分間で解いてまわるのがミッションです。(著作権保護への配慮から、写真中に「謎」が写っているところの一部をモザイク処理しています。)
当日は80名を超える児童が参加しました。前日・当日延べ約40名のボランティアの保護者の方々と教員のサポートも加わり、かかわった人たちみんなが笑顔で楽しめるものとなりました。
異学年で構成されたグループで、子どもたちがみんなで知恵を出し合い、解けたときにみんなで喜んでいる姿を見ると、制限時間のスリルがあるとはいえ、あたたかい気持ちになりました。
令和5年もあと4日で大晦日を迎えます。今年も本校の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき、まことにありがとうございました。皆様にとって、令和6年がよい年となりますようお祈り申し上げ...
山西小学校は自然豊かな環境にある学校で、周囲を様々な木々に囲まれ、四季折々の色を楽しむことができますが、色とりどりの花々はそれほど生えていないと、最近になって改めて感じています。
(卒業式・入学式に際し、PTAサポーターズ委員会の皆さんには、プランターや鉢植えの花をご準備いただき、式後も手入れ等にかかわってくださっていることにはたいへん感謝しています。それとは別の意味での花です。)
そこで、校地内で草花を植えることができそうな箇所を部分的に「開墾」し、花壇にしようと考えています。
第1弾として、校庭西側にあるブランコのわきにある箇所を試験的に掘ってみました。1時間あまりの作業でしたが、雑草がしっかりと根ざしていたため、スコップが土になかなか刺さりませんでした。それでも掘り進めていくと、今度は周囲の木の根が伸びており、のこぎりで切りながら作業を進めました。すべて手作業により2人で行いましたので、冬とはいえ汗だくになり、結構たいへんでした。
あくまでも試験的な作業でしたので、花壇としてすぐに使えるほどの状態ではないのですが、それでも30cmほど掘り下げることができました。今後はそこに落ち...
大晦日まであと5日となりました。
2学期最後の日は暖かい日差しに恵まれましたが、朝の体育館はとても寒かったです。
終業式では、「今朝見聞きした『ほっこりな』こと」「冬休みに何か『やり切った自慢』に取り組もう」という2つの話題で話をしました。
当日、私が出勤する道中に、本校児童と思われる男の子が、袋を持ってゴミを拾いながら歩いているのを見かけました。そのとき私は、交差点で曲がらなければならなかったので、声をかけることができなかったのですが、彼の何気ない行動にハッとすると同時に暖かい気持ちになりました。
現在、正面玄関前には成長盛りの菜の花が生えているプランターがたくさんあります。6年生の子どもたちが、冬の水やりは霜が張ることを心配して、そばにいた先生に相談に来たそうです。昼間の暖かい時間にやるとよいのだとアドバイスしたら安心したようですが、伸びゆく命、小さな命にも意識が及んでいることに感心しました。
【おまけ 北棟4階理科室の窓からみた富士山と相模湾です。】
さて、冬休みが始まって5日目となりました。土日・祝日の関係で17日間となりますが、うっかりすると、あっという間に過ぎてしまいます。どん...
「花の和」の方々が活けてくださる「華」も、2学期最後は年末年始らしく、松が引き立ちました。
プランターの菜の花たちは、さらにぐんぐん育ち、葉も大きく肉厚になってきています。緑色のプランターは町のイベントである「菜の花ウォッチング」のために、観光協会さんに引き取られ、町内のどこかでささやかに黄色い花を咲かせることでしょう。
12/8(金)に3年生が農業体験で植えたタマネギの苗もしっかりと立つものが増え、ようやく根付いてきたようです。
正面玄関前にある箱形の鉢に、保護者の方がパンジーなどの苗を植えてくださいました。
また、今は小さいですが、昨年度に植えたノースポールのこぼれ種が芽生えたものも移植してくださいました。これから玄関前が華やかになりそうな予感がしています。
山西小学校の校章にデザイン化されている植物をご存知ですか?
これはユズリハという植物がデザイン化されたものです。
山西小の学校だより「ゆずり葉」もユズリハに因んでいます。
ユズリハは葉の新旧交代がはっきりしています。
親から子へ財産をめでたく「ゆずる」という意味から、
古くから新年の祝い事の飾りに使われています。
校章にもデザイン化されたユズリハですが、
開校時から昇降口前に立っています。
しかし、
長い間カミキリムシの被害を受けてしまい、
弱っています。
3年前から樹木医の方の協力で何とか立ち続けています。
枝や幹がカミキリムシから被害を受けないように処置してもらっています。
木に栄養が届くように土壌改良もしてもらいました。
山西小のシンボルツリーとして大切にしていきたいですね。
12月6日(水)昼休みに校庭で、全校でジャンプ集会を行いました。
日頃から「友達への思いやり」「クラスの団結」「努力の積み重ね」など、学級づくりのよい機会ととらえて、朝の健康観察後や休み時間、体育の授業でのウォーミングアップなど、様々な機会を使って取り組んできました。
前に出るタイミングを計るのが難しい友達のために背中を軽く押してあげる子、跳ぶ子に応じて縄の回し方を工夫している子など、あたたかい雰囲気の中でカウントが進んでいきました。一応、回数を競う形の集会ではありましたが、他のクラスが跳んでいるときに応援している学年、自分たちより多く跳んだ他の学年をたたえる子たちなど、互いに高めあう姿が素晴らしいと思いました。
3学期に2回目のジャンプ集会が予定されています。今回の取組を踏まえ、次回はどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
6年生は理科の授業で、大地のつくりがどのようになっているのかを学習しています。
実際に地面の下がどうなっているのかを知るため、学校の近くにある道路際の地層を観察に行きました。
関係資料を見てみると、吾妻山にある吾妻神社の境内のがけでは地層が観察でき、約7万年前の箱根火山の噴火によって噴出したものが含まれているとのことです。
今回観察する地層が歴史的にどのような経緯を経たものなのか、正確なことは分かりませんが、れき・砂・泥、火山灰などが積み重なっている様子を間近に見られるのは貴重なことです。また、貝の化石が含まれていれば、そこが海だった可能性があることも分かります。
現地では、まず遠巻きに地層の全体像を眺め、地層が縞状になっていることを確かめました。近づいてみると、地層の各層で色や粒の大きさが異なることも分かりました。最後に、実際に地層に触れてみてそのことを実感しました。中には、貝の化石を見つけて歓声が上がる場面もありました。
12月7日(木)、二宮町役場産業振興課のはからいにより、町内で農業を営んでいる「農家のおじさん」たちのご指導のもと、「ミカンの収穫」「原木シイタケの観察」「タマネギの苗の植え付け」をさせていただきました。
ミカン畑では、実を剪定ばさみで2段階に分けて切って収穫する理由や、ミカンを食べにくる野生動物の存在について、説明や木の観察、収穫体験の中で実感しているようでした。また、日頃食べているシイタケが生えている様子を近くで見ることはなかなかできないので、思わず声が漏れる場面もありました。
タマネギの苗の植え付けは、農家の方々と役場職員の方々が事前に耕うんとマルチがけをしておいてくださり、子どもたちは一人9本の苗を植えることができました。
3年生の子どもたちは、社会科や総合的な学習の時間で地域のことについて学んでいます。地場産業について、このような活動を通して体験的に学ぶ機会をいただいたのは貴重なことです。役場担当課の皆さん、農家の皆さん、ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします。
いよいよ2学期最後の月、12月になりました。「師走(しわす)」ともいわれ、あわただしい時期でもありますが、1年間、あるいは2学期の振り返りをしっかりやっていきたい時期です。
さて、いじめは「よくないこと」「あってほしくないこと」だというのは誰もが考えることです。また、いじめが起きているときには、まず「いじめる人」「いじめられる人」がいます。その周りに「いっしょになっていじめる人」「いじめの行為をしていないが、周りで見ている人」がいることもあります。
では、「いじめの行為をしていないが、周りで見ている人」は、実際にやっていないのだから悪くないのでしょうか?
この質問をしたとき、子どもたちは静まり返りました。各自何か考えているようでした。そのあと、何人もの子どもたちが手を挙げ、「いじめの行為をやめさせる」「先生に知らせる」などの発言がありました。
しかし、場合によっては、勇気をもってそのような行動を起こすのが難しいかもしれません。そんなときには、話しやすい友達や家族に話すのも解決策の一つであると伝えました。短い朝会の時間で伝えて学ぶことができるのは少しずつですが、これからも学級・学年・学校全体...
11月28日(火)、本校1年生児童がバスで一色小学校に赴き、一色小学校の皆さんと交流しました。5年生の皆さんからの歓迎を受けたのち、校地内にある「友情の山」をはじめ、あちこちで楽しいひとときを過ごしました。
以下、子どもたちの活動の様子です。
スマイルルームで遊ばせてもらいました。山西小の子たちに大人気の教室でした!
山西小学校にはないので、大人気でした!
図工室で一色小の児童さんが作った作品を見せてもらいました!
学校に戻ってから、交流をこんなふうに振り返っていました。
●山西よりも広かったし、校庭もすごく広いし、お部屋も広かったです。たくさんあそべてよかったです。
●グループで行動したのが楽しかった。体育館が広くてよかった。優しい人がいっぱいいて楽しかった。
●一色小学校は校庭が大きくて、お友達はすごく優しかったです。
●校庭でお友達と遊びました。山西小学校と違って、お友達が頑張っていたところがよかったです。
●友情の山に行った。スマイルルームに行った。女の子の声の大きさがよかった。男の子の教え方がよかった。
11月22日(水)の午後、本校で公開授業研究会を行いました。
学校では、日々の教育活動をよりよいものにすべく、定期的に授業研究や職員研修をおこなっています。今回の研究会はその一環で、中地区(平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町)の小・中学校の先生方に参観いただくとともに、その後の協議会で今後の糧となるご意見をいただきました。
近年、世の中が変化の激しい社会になっていることに伴い、教育界においてもそれに対応すべく、特に「正解のない問題」に対して、多様な人たちと「協働」しながら「問題解決」に向けて取り組める「資質・能力」の育成が求められています。
そのため本校では、二宮町が小中一貫教育の構想を立ち上げたことを受け、令和2年度より「誰一人取り残さない学級集団・学習集団づくり」と「資質・能力を育成するための主体的・対話的で深い学び」を目指して研究に取り組み4年目となります。現在では、二宮町内すべての小・中学校で共通のテーマとなっています。
誤解を恐れず非常にシンプルな言い方をすれば、「問題解決」に向けた「話し合い・学び合い」の学習活動を研究してきたということです。もちろ...
6月の初め苗を植えてから5か月たち、校庭外の南側にある畑ではサツマイモのつるが生い茂り、収穫が楽しみでした。
11月の中旬、4年生のみんなが畑に繰り出し、つるをよけたのちに一斉に掘り始めました。ゴロゴロした巨大イモからコロコロした小イモまで、みんな夢中になって掘り出していました。
収穫したサツマイモは、二宮町社会福祉協議会のご支援により、町の恒例イベントである「菜の花ウォッチング」にて出品していただくことになっています。それまでの間、校内で保管し熟成させておきます。
もちろん、収穫したイモが売り物になるとは考えておらず、重さを量って選り分けています。また、これまで福祉についての学習活動をしてきた4年生らしい考えで、売上金はすべて、福祉のために活用していただくことに決まりました。
二宮西中学校の生徒さんたちが10月の文化祭に向けて制作・展示した切り絵の作品を、ご厚意により一部お借りし、そのうちの数点を本校の廊下に掲示しています。黒いラシャ紙を切り抜いて下絵を作り、和紙を裏張りしたうえに着色したものです。日中、窓に掲示した作品はステンドグラス風に映えます。
二宮町では、施設分離型の小中一貫教育を推進する中、カリキュラムの検討や教職員の交流に取り組んでいますが、子どもたちにも小・中学校の教育の一貫性、町内小学校の教育の共通性を感じてもらうため、「将来への見通し」「上級生へのあこがれ」「未来の同級生との出会い」「下級生への思いやり」「自身の成長の振り返り」などの視点において、大なり小なり様々な機会を設けています。現在も各学校・各学年においてそれぞれ企画の検討中です。
さて、さる10月下旬に、本校2年生が図工の授業でカッターナイフを使った工作に取り組みました。小中一貫教育の視点で町内小・中学校の先生方にも参観していただきました。今後も安全に注意しながら使用していく中で技能が高まり、中学生になるとこのような大作にもかかわることがあるのだ、という...
11月16日(木)に、湘南台文化センターこども館へ遠足に行きました。当日は、快晴の中、出かけることができ、ぽかぽかのお天気の中、遠足を楽しむことができました。
午前中は、プラネタリウムで秋の夜空について学習しました。西の方には富士山が見えるということも教えてもらい、帰りのバスでは「富士山が見えるから、向こうが西だよ!」とさっそく話している子がいました。
お昼は近くの公園でレジャーシートを広げて食べました。にこにこの笑顔で嬉しそうにお弁当を食べる姿が印象的でした。ご協力ありがとうございました。
そのあと、遊具遊びを楽しみ、午後は館内の見学・体験をしました。世界の楽器の音を楽しんだりおもちゃで遊んだり、体を動かしていろいろな体験をしたりと、とても楽しそうでした。準備などご協力ありがとうございました。
美容師さんのお話
サービス業の「やりがい」や「つらさ」について順位づけをして、比べながら話していただきました。美容師さんは「国家資格」が必要だと初めて知った人や「美容師として一番大切にしている」ことなど様々な角度からのお話を聞くことができました。
助産師さんのお話
お母さんや赤ちゃんの双方が命がけで生まれてきたということを、出産の過程を丁寧に伝えていただいたことで、「ぼくたち・わたしたち」は命がけで誕生したことを再認識しました。途中、「赤ちゃんの重さ」を人形を通して体感することができました。忙しい現代社会で今一度、「命」というものを考える貴重な時間でした。
ユーチューバーさんのお話
近年なりたい職業ランキングで上位を占めているユーチューバーと言われています。子どもたちも興味がある子が多数いました。「アンチコメント」の対応の仕方やユーチューバーを職業にすることの難しさを実体験をもとにお話をしていただきました。誹謗中傷のない世界にしていかないといけないと一人ひとりがよく考える時間になりました。
警察官のお仕事のお話
普段身につけているものを一つひとつ、どんなときに使うものなのか、どの...
二宮町の釜野太鼓連のみなさんをお招きして、地域の伝統芸能体験の特別授業に参加しました。
今回は♫「宮昇殿」を体験しました。お囃子の太鼓の基本は、音を聞いて憶えていくもので、音を文字に変え、文字を何度も口に出して憶えてから太鼓に向かうという練習をしているそうです。普段の音楽の授業とは違った和楽の面白さを実感していました。
友だちが太鼓を叩いているときに、自ずと「テン、どこ、テン、どこ・・・」など口ずさみながら床を叩き出してしまう様子が微笑ましかったです。
地域のお祭りでも馴染みの太鼓のリズムですが、自らが体験するとなるとまた違った実感を得ているようでした。地域の無形文化遺産として大切にしていきたいですね。
釜野太鼓連のみなさん
ありがとうございました。
先週、「芸術の秋」としてドレミファコンサートが実施され、子どもたちも教職員も楽しみ、そして保護者の皆さんにも楽しんでいただきました。
さあ、今日から11月、2学期後半となりました。私にとっての「○○の秋」は、「読書の秋」と「食欲の秋」です。家に「ツンドク」されている本をどんどん読み進めたいです。また、この時期、いろいろなおいしいものが収穫される時期です。食材の味わいを楽しみながら食べたいと思います。
さて、今日の朝会では、校内で道徳担当の星﨑先生が「命について考え、見つめよう」というテーマで講話をしてくれました。元中学校教員である越塚勇人さんの、事故による寝たきりの生活から精神的に立ち直ってリハビリに励み、身体的にも奇跡的な回復力を発揮した経験から、「命があること 生きていることは当たり前ではない」「自分と他の命を傷つけない」「命の喜ぶ生き方をする」という生き方・考え方を教わりました。
10月28日(土)、授業参観日の2・3校時に行われました。
9月からパートごとの練習を、音楽の授業や、場合によってはそれ以外の時間にも積み重ねてきました。また、10月3日(火)と10月16日(月)には、作曲家の富澤裕先生にご指導いただきました。歌うときの心構えや声の出し方、強弱のつけ方など、様々なことを教わりました。その後の練習から子どもたちの歌い方がずいぶん変わって、目をつぶって聴いていると、曲があらわしている気持ちや景色が思い浮かぶくらいでした。
当日は、ほかの学年の歌や演奏もたくさん聞くことができました。低学年がノリノリで楽しく演奏している姿を見ていると、こちらも元気を受け取ることができました。中学年の通る伸びやかな歌声は清々しい気持ちにしてくれました。高学年の演奏は曲想の迫力もさることながら、歌から伝わるメッセージが染み入り、聴き終わった後も余韻に浸りました。
難しいことにチャレンジすること、相手意識をもって音を聴き、そろえようと集中すること、友達と励まし合って練習し、高めあうこと、曲のイメージを歌や演奏に具体的に落とし込むこと、他学年の演奏を聴いて楽...
10月27日(金)、二宮町遺族会の方々をお招きし、戦争体験についてのお話を聞きました。
小学生の頃に第二次世界大戦に遭ったことやその後の生活について、紙芝居仕立てで臨場感あふれるお話でした。
生きるために厳しい寒さの中でも魚を獲り、売りに行かなければならなかったこと、子どもでも防空壕を掘る手伝いをしたこと、食糧難のために食べるものを選べる状況になかったこと、家族が出征し、海外の遠い島の周辺で亡くなったことなど、紙芝居の中から多くのエピソードを聞くことができました。
後半は、子どもたちの質問に答えていただきました。教科書や漫画で物語を読んだりアニメを見たりした経験、最近のウクライナ・ロシアの戦争のニュースなどにより、子どもたちなりに戦争のイメージはあるものの、やはり戦時中に小学生だった方のお話は生々しく、我々教師でも想像のつかない感情場面もあるのだと思いました。
今後も戦争と平和について、教科等の学習や記録集などの資料で学びを積み重ねていくとともに、年を追うごとに貴重さを増す戦争体験者の実話を聞く機会を大切にしたいと思いま...
算数の計算で、四則演算(+、−、×、÷)が混じった式の計算をするときには、やり方によっては答えが全く違ってきます。
しかし、演算というのは世界共通の考え方で決まっているものであり、書き方が同じ式であれば答えが一つに決まります。やり方によって答えが変わるのは、いったいどうしたものでしょうか?
計算の決まりを正しく覚えたうえで、子どもたちはそれぞれ問題に取り組みます。
ある程度解けたらグループの中で、自分なりの言葉で説明をすることにより、考え方の交流をしますが、答えが互いに一致しないものが出たとき、「〇、×」の判定だけで終えるのではなく、どのような考え方でそれぞれの答えに至ったのかを互いに理解することを大切にしています。
グループ活動だからこそ気軽に交流することができ、このような考えの交流をしていく中で、話し方やノートの書き方が洗練されていきます。最終的には、複雑で間違いやすい内容の学習であっても、自分の考えや思いを自覚し、身につけやすくなります。
10月27日(金)の給食は「地産地消」をテーマに、二宮沖の海でとれたサバ(サバの竜田揚げ)と畑でとれたサツマイモ(みそ汁)を使った献立です。
食材の形や大きさが不ぞろいでも味は全く変わらず、漁師さんや農家の皆さんの苦労と愛情がこもったおいしい給食でした。
当日は二宮町役場から村田町長と森教育長がお見えになり、子どもたちと一緒に給食を召し上がっていらっしゃいました。また、給食センター栄養士の秋本先生からは、栄養面のお話や地産地消のよさについて、すべての教室に向けてGoogle Meetによりメッセージをいただきました。
なお、この給食の様子についてはSCN(湘南ケーブルネットワーク)の取材を受けており、下記のとおり放映される予定です。
4年生はこれまでに、総合的な学習の時間に「福祉」をテーマとして、特に「ユニバーサルデザイン」(以下、UD)について学んできました。
書籍やインターネットで調べることはもちろんのこと、自分たちの身の回りにもUDがありそうだと気づき、二宮駅まで行って周辺の調査もしました。
さて、今日はその学習成果を班ごとに発表しました。学級閉鎖中でお家にいる4年1組の友達がGoogle Meetを活用し、オンラインでその様子を視聴しました。
発表が終わるごとに、1組の子どもたちから、2組の子どもたちの発表内容に対する前向きな感想が出され、あたたかい雰囲気の中で進行していきました。
最後は、1組の子どもたちが明日から登校再開することを楽しみに、オンライン上で「バイバ~イ!」とお別れしました。
10月17日(火)の図工では、カッターで直線を切る練習をしました。
初めてカッターを使う授業で、カッターの使い方の基礎を学び、きれいに切れるよう学習しました。
最初は刃が斜めになってしまってうまく切れなかった子も最後には、安全にカッターを使って、直線を切ることができるようになり、クラスごとにビルのような建物を作って飾ることができました。
実は、この授業は、二宮町の小中一貫教育(図画工作・美術)の視点で、9年間を見通してカッターの使い方の基礎を習得することを目指しており、町内の他小中学校の先生が参観に来られました。子どもたちの様子を見ながら個別にかかわってくださる場面も見受けられました。
これからもカッターの使い方を定着させ、9年間を見通して学習を進めていきたいと思います。
これまで何度かたてわり班で集まり、話し合ったり遊んだりしてきましたが、10月13日(金)、全校児童が校庭に集合し、たてわり班対抗で玉入れをしました。
運動会の種目で低学年が玉入れをするのはよくある話ですが、全校集会で玉入れをする光景は、セットされたかごの数、用意された玉の数ともに壮観でした。
誰もが経験のある種目であり、学年が上になると玉の扱いが上手になるので、かごに入る玉の数も相当なもので、非常に盛り上がりました。
6年生は今日にいたるまでの間、体育館で動きや配置のシミュレーションをしたり、校庭にラインを引いたりするなど、見えないところで下準備をしてくれていました。当日も、校庭で班の下級生をまとめる姿がとても自然でした。玉を数える際にも、直前に「みんなで数えるよ~!」と呼びかけたりするなど、集会を盛り上げるためのさりげない配慮がすばらしかったです。
10月17日(火)、二宮町消防署の隊員の皆さんがお越しくださり、消防にかかわるさまざまなことを楽しく学びました。
消火作業の際に使用する資機材のコーナーでは、隊員の方々が実際に身に着ける防火服・ヘルメット・安全靴・空気ボンベを触ったり背負ったりして、その硬さや重さを実感していました。
「消防自動車」との綱引きでは、日頃間近で見ることのない特殊車両との対決ということで、みんな力いっぱい引いて楽しんでいました。その後、車両の周りを1周し、その大きさを実感していました。
消火器体験(訓練用に水の噴射)では、隊員の方に消火器の扱い方を教わりました。「火事だぁ~!!」と大声で周囲に知らせてから、落ち着いて手順どおり操作し、標的に向かって噴射しました。
消防に関するクイズでは、子どもたちからの事前の質問への回答も織り交ぜながら、分かりやすく説明していただきました。
雨がたくさん降ったときの校庭には、川のような筋をつくって水が流れることがあります。このようなときに流れている水にはどのようなはたらきがあるのでしょうか?
理科の実験では、盛り土を山に模して水を流したり、今回の授業のように斜面に盛った土に筋をつくって水を流したりして、ミニチュアの川の流れを再現します。
川の流れはまっすぐではなく、たいてい曲がりくねっていますが、そのカーブの部分を陸上競技になぞらえて、「インコース」「アウトコース」と呼ぶならば、それぞれで水の流れる様子がちがっています。その様子を記録に残そうとChromebookのカメラ機能で撮影しようとする子もいました。さて、どのようにちがうのでしょうか?
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