2023年12月の記事一覧

謎解きやろうプロジェクト in 山西小

冬休みが始まって5日目の12月27日(水)午前中、本校PTAイベント委員会の主催により、本校の校舎内にて開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「プロジェクト」は、子どもたちに人気のある「謎解きクリエイター」の松丸亮吾さんがプロデュースしたものです。校舎内の壁や窓にセットされた50問の「謎」のうち10問以上を、約30分間で解いてまわるのがミッションです。(著作権保護への配慮から、写真中に「謎」が写っているところの一部をモザイク処理しています。)

当日は80名を超える児童が参加しました。前日・当日延べ約40名のボランティアの保護者の方々と教員のサポートも加わり、かかわった人たちみんなが笑顔で楽しめるものとなりました。

 

 

 

 

 

 

異学年で構成されたグループで、子どもたちがみんなで知恵を出し合い、解けたときにみんなで喜んでいる姿を見ると、制限時間のスリルがあるとはいえ、あたたかい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年もあと4日で大晦日を迎えます。今年も本校の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき、まことにありがとうございました。皆様にとって、令和6年がよい年となりますようお祈り申し上げます。

花壇づくり

山西小学校は自然豊かな環境にある学校で、周囲を様々な木々に囲まれ、四季折々の色を楽しむことができますが、色とりどりの花々はそれほど生えていないと、最近になって改めて感じています。

(卒業式・入学式に際し、PTAサポーターズ委員会の皆さんには、プランターや鉢植えの花をご準備いただき、式後も手入れ等にかかわってくださっていることにはたいへん感謝しています。それとは別の意味での花です。)

そこで、校地内で草花を植えることができそうな箇所を部分的に「開墾」し、花壇にしようと考えています。

第1弾として、校庭西側にあるブランコのわきにある箇所を試験的に掘ってみました。1時間あまりの作業でしたが、雑草がしっかりと根ざしていたため、スコップが土になかなか刺さりませんでした。それでも掘り進めていくと、今度は周囲の木の根が伸びており、のこぎりで切りながら作業を進めました。すべて手作業により2人で行いましたので、冬とはいえ汗だくになり、結構たいへんでした。

 

 

 

 

 

 

あくまでも試験的な作業でしたので、花壇としてすぐに使えるほどの状態ではないのですが、それでも30cmほど掘り下げることができました。今後はそこに落ち葉などを投入し、堆肥化することも考えています。

第2弾をいつ、どこでどのような作業を行うのか、現時点では未定です。第1弾の箇所を仕上げることが最優先としながらも、南校舎側で校庭に面した部分には、校長室前や保健室前によさそうな箇所があります。

 

 

 

 

 

 

体育の授業やその他行事の待機・休憩場所としてもよい場所であるため、すぐに「開墾」作業に取りかかるわけにいかず、いろいろと検討が必要ですが、場合によっては保護者・地域の皆様にお力添えをお願いすることがあるかもしれません。その折はご協力のほど、よろしくお願いします。

2学期の終業式

大晦日まであと5日となりました。

2学期最後の日は暖かい日差しに恵まれましたが、朝の体育館はとても寒かったです。

 

終業式では、「今朝見聞きした『ほっこりな』こと」「冬休みに何か『やり切った自慢』に取り組もう」という2つの話題で話をしました。

当日、私が出勤する道中に、本校児童と思われる男の子が、袋を持ってゴミを拾いながら歩いているのを見かけました。そのとき私は、交差点で曲がらなければならなかったので、声をかけることができなかったのですが、彼の何気ない行動にハッとすると同時に暖かい気持ちになりました。

現在、正面玄関前には成長盛りの菜の花が生えているプランターがたくさんあります。6年生の子どもたちが、冬の水やりは霜が張ることを心配して、そばにいた先生に相談に来たそうです。昼間の暖かい時間にやるとよいのだとアドバイスしたら安心したようですが、伸びゆく命、小さな命にも意識が及んでいることに感心しました。 

【おまけ 北棟4階理科室の窓からみた富士山と相模湾です。】

  

さて、冬休みが始まって5日目となりました。土日・祝日の関係で17日間となりますが、うっかりすると、あっという間に過ぎてしまいます。どんなにささやかなことでもよいから、何か一つ「これをやり遂げるぞ」というものを決めて実行してほしいと話しました。

私も「寝正月」とならないよう、公私ともども、ささやかに取り組んでいきたいと思います。

年末の華

 

  

「花の和」の方々が活けてくださる「華」も、2学期最後は年末年始らしく、松が引き立ちました。

 

  

プランターの菜の花たちは、さらにぐんぐん育ち、葉も大きく肉厚になってきています。緑色のプランターは町のイベントである「菜の花ウォッチング」のために、観光協会さんに引き取られ、町内のどこかでささやかに黄色い花を咲かせることでしょう。

 

12/8(金)に3年生が農業体験で植えたタマネギの苗もしっかりと立つものが増え、ようやく根付いてきたようです。

 

  

正面玄関前にある箱形の鉢に、保護者の方がパンジーなどの苗を植えてくださいました。

 

 また、今は小さいですが、昨年度に植えたノースポールのこぼれ種が芽生えたものも移植してくださいました。これから玄関前が華やかになりそうな予感がしています。

 

ゆずり葉

山西小学校の校章にデザイン化されている植物をご存知ですか?

 

これはユズリハという植物がデザイン化されたものです。

山西小の学校だより「ゆずり葉」もユズリハに因んでいます。

 

ユズリハは葉の新旧交代がはっきりしています。

親から子へ財産をめでたく「ゆずる」という意味から、

古くから新年の祝い事の飾りに使われています。

校章にもデザイン化されたユズリハですが、

開校時から昇降口前に立っています。

 

しかし、

長い間カミキリムシの被害を受けてしまい、

弱っています。

3年前から樹木医の方の協力で何とか立ち続けています。 

枝や幹がカミキリムシから被害を受けないように処置してもらっています。 

木に栄養が届くように土壌改良もしてもらいました。

 

山西小のシンボルツリーとして大切にしていきたいですね。

ジャンプ集会

12月6日(水)昼休みに校庭で、全校でジャンプ集会を行いました。

日頃から「友達への思いやり」「クラスの団結」「努力の積み重ね」など、学級づくりのよい機会ととらえて、朝の健康観察後や休み時間、体育の授業でのウォーミングアップなど、様々な機会を使って取り組んできました。

前に出るタイミングを計るのが難しい友達のために背中を軽く押してあげる子、跳ぶ子に応じて縄の回し方を工夫している子など、あたたかい雰囲気の中でカウントが進んでいきました。一応、回数を競う形の集会ではありましたが、他のクラスが跳んでいるときに応援している学年、自分たちより多く跳んだ他の学年をたたえる子たちなど、互いに高めあう姿が素晴らしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3学期に2回目のジャンプ集会が予定されています。今回の取組を踏まえ、次回はどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

 

菜の花が間引かれて…

種をまいてひと月余りたちました。

白いプランターに生えている菜の花たちは、寒いながらも日差しを浴びて大きくなりました。プランターを増やして間引いていただき、約2倍の個数になっています。

緑色のプランターに生えている菜の花たちも負けじと大きくなってきました。

12月の華

「花の和」の方々が南棟の玄関と北棟の昇降口のところに活けてくださいました。

12月の朝会

いよいよ2学期最後の月、12月になりました。「師走(しわす)」ともいわれ、あわただしい時期でもありますが、1年間、あるいは2学期の振り返りをしっかりやっていきたい時期です。

 

さて、いじめは「よくないこと」「あってほしくないこと」だというのは誰もが考えることです。また、いじめが起きているときには、まず「いじめる人」「いじめられる人」がいます。その周りに「いっしょになっていじめる人」「いじめの行為をしていないが、周りで見ている人」がいることもあります。

では、「いじめの行為をしていないが、周りで見ている人」は、実際にやっていないのだから悪くないのでしょうか?

この質問をしたとき、子どもたちは静まり返りました。各自何か考えているようでした。そのあと、何人もの子どもたちが手を挙げ、「いじめの行為をやめさせる」「先生に知らせる」などの発言がありました。

しかし、場合によっては、勇気をもってそのような行動を起こすのが難しいかもしれません。そんなときには、話しやすい友達や家族に話すのも解決策の一つであると伝えました。短い朝会の時間で伝えて学ぶことができるのは少しずつですが、これからも学級・学年・学校全体で日頃から意識し、「楽しく安心な学校生活を送る」ための予防的な取組をベースに、早期発見・早期対応に努めていきます。

 

最後に、12月の生活目標に関連して、年末恒例の大掃除の話題に触れました。「うちは大掃除をしない」という子もいて、多様な考え方・生活習慣があることを全体で共有しました。しかし、昔からこの時期に大掃除をすることは日本の伝統的な意義があり、調べてみると、「自宅の『煤払い(すすはらい)』を行い、神様を迎える準備をする」のが目的だということでした。また、「新年に来てくれる幸せの神様(「歳神様(としがみさま)」)を迎えるため、失礼がないように家の中をきれいにして清める」という説もあるようです。