学校ブログ
令和6年度第48回入学式
肌寒く霧雨の中ではありましたが、桜の花が咲き誇る中、44名の新入学児童全員、出席することができました。
子どもたちは緊張気味にお行儀よく座って、話をよく聞いていました。
1年生にとって、この入学式が山西小学校での最初の「授業」となりますので、「校長先生とお約束してほしいこと」として、次の4点について、頭文字だけをカードにして見せながら話しました。
は「早寝早起き朝ごはん」早く寝て、早く起きて、朝ごはんを食べます。
う「運動」元気よく運動します。
お「お勉強」お勉強を楽しみます。
よ「よーく聞く」お話をよーく聞きます。
さらに、これらを聞くだけでなく、頭文字を並べ替えるとどのような言葉になるのかを考えてもらったところ、児童席のあちこちから「おはよう」の言葉がすぐに聞こえてきました。
この日を迎えるにあたり、PTAサポーターズ委員会の方々には、式場を彩るお花の調達や管理でたいへんお世話になりました。
また、一昨日の4月3日(水)、6年生が登校して、1年生の教室や入学式の会場を準備したり周辺の掃除をしたりするなど、てきぱきと行動して大活躍でした。
令和5年度第47回卒業式
3月19日(火)、本校の卒業式が無事に執り行われ、52名の6年生が旅立っていきました。
前日準備には、5年生児童が校舎内外の清掃・装飾などをしてくれたほかに、PTAサポーターズ委員会の皆さんが式場内と外の渡り通路を素敵な花で飾ってくださいました。
開式後は、厳かで緊張感がありながらも、穏やかな雰囲気の中で一人ひとり卒業証書が授与されていきました。そして、5年生・6年生ともに、今の自分たちの心境やこれからの思いを込めて、歌を贈り合いました。
式辞として、全身が硬くて長いトゲで覆われている「ヤマアラシ」の姿になぞらえ、人間関係の在り方のひとつを話しました。ヤマアラシは、互いに寄り添って寒さをしのごうとするものの、仲間と自分が近寄りすぎて、互いに傷つけてしまうという経験を何度もするそうです。しかし、そのうちに、互いを傷つけず、しかも寒くない距離を見つけるようになるそうです。このような姿は、相手を思いやり、豊かに人とかかわり合いをもてる距離の取り方に通じると思います。
結びとしまして、当日は多くの保護者の方々にご臨席いただいたことはもちろんのこと、学区内地区長の方々、学校運営協議会の方々、PTA本部の方々、大磯警察署山西駐在所の栗城様、二宮西中学校の藤田校長先生にも卒業生の晴れ姿を見届けていただいたこと、まことにありがとうございます。
6年生は山西小を巣立ち新たなステージに上がるものの、地域の子どもとしてあり続けることに変わりありません。今後も引き続き、温かく見守っていただければ幸いです。
3月の華
今月も「花の和」の方々が活けてくださいました。
三寒四温、まだまだ寒い日が続いていますが、そのような中でもたくましく、そして暖かな色合いの花が咲いていると和みますね。
第2回ジャンプ集会
2月26日(月)、今年度2回目のジャンプ集会が行われました。
クラスのチームワークづくり、体力づくりなど、それぞれの目標をもちながら校庭に集合しました。
「声かけが大切」と言う子どもたちの声をたくさん聞きました。「タイミングを合わせやすくするため」「みんなの士気を高めるため」など、それぞれに意味づけをして取り組んでいたようです。また、「失敗してしまった友達を励ます」「不安に思っている友達の後押しをする」ために、さりげなくかかわる子どもたちも少なからずいました。
当日の回数が上位で喜ぶクラスもありましたが、今回の集会には新しいルールとして「伸びしろ」が加わりました。これは、2学期に行われた第1回の集会で跳んだ回数からどれだけ記録が伸びたかを比べるものであり、上達の度合いが前面に出るものです。(結果発表は時間の都合で後日となりました。)
当日は各クラスそれぞれのリズムで縄を回し、みんな夢中になって跳んでいました。跳んだ回数としては、上の学年でなくても上位となるような場面もあり、どの子どもたちにとっても次年度への励みになったのではないでしょうか。
校内書初め展
タイトルとは裏腹に、実は校内で書初め展を統一的に行う決まりはないのですが、そんな視点で校内をまわってみた次第です。
低学年は冬休みの出来事を日記風に硬筆で書きました。(2年生は一部、サインペンによる筆記を含んでいます。)
【1年生】
【2年生】
3~5年生は、書写の授業で日ごろ使っている半紙ではなく、文字を大きく書ける条幅紙を使いました。
【3年生】
【4年生】
【5年生】
6年生は、卒業を目前に控え、今思うこととして「感謝」「将来の夢」のいずれかを選んで書きました。作品下についている付箋には、その思いのたけを追記しています。
(あくまでも各学年の様子をお知らせするものですので、全員の作品を撮影していません。また、個人情報保護の観点から、児童氏名を消しています。今後も可能な範囲で児童の作品をこのように掲載することがあります。)
新年度に向けて畑起こし
現在、校庭の南向こうにある畑では、3年生が植えたタマネギの栽培が行われています。その手前にも栽培できるスペースがあるのですが、今年度は使われていません。
実は、来年度、北校舎の改修工事を行う予定があります。それに伴って、工事中は中庭にある花壇がすべて使えなくなり、授業やその他の栽培活動に支障が出てしまいます。
そこで、「環境委員会」の5・6年生と担当の先生方が、張りっぱなしになっていたマルチのシートをはがしてくれて、学校作業員の小玉さんが耕うん機で耕してくれました。
作業に関わってくれた皆さん、ありがとうございました。今後の栽培活動に心配なく取り組むことができそうです。
つなげ!コミユニティ感謝会
1月17日(水)朝、体育館で行いました。
子どもたち、そして山西小学校は、日々、地域の方々や関係諸団体の方々に見守られ、支えられながら教育活動を進めています。しかし、大きな問題もなく穏やかに過ごしていると、そうしたお力添えに気づくことなく、当たり前のように毎日が流れてしまうかもしれません。
そのような中、子どもたちにとって、そして私たち教職員にとって、このようなお力添えによって日々の安全安心や豊かな学びを保障されていることのありがたさを意識し、学校と地域がよりいっそうつながる機会を持つことは大切なことです。
コロナ禍により、ここ数年間、このような機会を持つことができませんでしたが、このたび児童会活動として、児童が主体的にかかわり、ご臨席の皆様にも笑顔になっていただけるような企画に努めてきました。
当日を迎えるまでの間、たてわり班の6年生を中心に、お世話になっている方々への感謝のメッセージカードを作成しました。当日は、児童委員会の子どもたちによる司会進行・代表あいさつを軸に、全校児童による感謝の意を込めた歌のプレゼント、全校児童を代表して6年生からメッセージカードの贈呈を行いました。
当日は、日頃の登下校等で見守りをしてくださっている方々、地域での安全安心・楽しく活気ある雰囲気づくりのためにご尽力くださっている方々、校内の環境美化や子どもたちの豊かな学びにご尽力くださっている方々など、多くの方々にお越しいただきました。
この中には当日ご都合がつかずにお越しいただけなかった方々もいらっしゃいます。また、お招きした方々以外にも、毎日路地に出て、子どもたちに寄り添って見守りをしてくださるなど、多くの皆様にお世話になっているのですが、ご案内しきれず、たいへん恐縮です。
会の締めくくりとして、招待者代表の方からごあいさつをいただきました。子どもたちから心のこもったあいさつや歌、メッセージカードを受けたことへの謝辞とともに、「日々、子どもたちが元気でいることを願っていて、自分たちも子どもたちから元気をもらっている」こと、そして「そのために地域の大人はかかわっていきたい」こと、つまり「つながる」ことの意義を教えてくださいました。
年始の華
「花の和」の方々が新年らしく、ロウバイやセンリョウ、スイセンを活けてくださいました。
校庭の片隅では、梅の花が咲き誇り、スイセンの花もそろい始めました。
玄関の外では、1年生が2学期に植えた球根が育ってきています。ヒヤシンスは葉がだいぶ伸びてきて、小さいながらつぼみを持っているものも出てきました。最近、チューリップもようやく芽が大きくなってきました。
菜の花は、葉がますます茂り、とう立ちしてつぼみを持つものも出てきました。二宮駅の改札前にも学校で育てた菜の花のプランターの一部が置かれています。通勤・通学の人たちや二宮町に観光で訪れる人たちの元気につながるといいですね。
3学期始業式
令和6年が始まって1週間以上たちますが、元旦の日から悲しい災害や事故が相次いで起こりました。
石川県で起きた能登地震では、168名の方々が亡くなり、約28,000名の方々が、住むところを失い、とても寒い中で避難生活をしています。また、東京の羽田空港では、飛行機同士が滑走路でぶつかり、5名の方々が亡くなりました。
これから皆さんで、黙祷をしたいと思います。黙祷というのは、亡くなった方々に向けて、悲しみの気持ちを無言で表すことです。
これから私が「黙祷」と言いますので、皆さんはそのときに、黙って目をつぶり、軽く下を向いてください。合図があるまでお願いします。
では、ここから話題を変えます。
冬休みの17日間、「自分はこれをやり遂げた!」という自慢がある人?校長先生は、自分の家で古くなった本を整理したり、植木の枝を切って整えたりしました。
また、学校に花壇を増やそうと思って、硬くなった土を少し掘り返しました。事務室の水澤さんと二人でやったのですが、まだ完成していませんので、これをなるべく早く完成させるのが、今の目標です。
「一年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことがありますか?
年の初めに、1年間何をしようか考えることは大切だということです。3学期は、今の学年のまとめをし、次の学年への心構えをつくっていく大切な時期です。でも、3学期は2学期と違って、とても短く、1~5年生は51日間、6年生にとっては49日間しかありません。毎日毎日のことを先延ばしにせず、大切に過ごしていきましょう。
謎解きやろうプロジェクト in 山西小
冬休みが始まって5日目の12月27日(水)午前中、本校PTAイベント委員会の主催により、本校の校舎内にて開催されました。
この「プロジェクト」は、子どもたちに人気のある「謎解きクリエイター」の松丸亮吾さんがプロデュースしたものです。校舎内の壁や窓にセットされた50問の「謎」のうち10問以上を、約30分間で解いてまわるのがミッションです。(著作権保護への配慮から、写真中に「謎」が写っているところの一部をモザイク処理しています。)
当日は80名を超える児童が参加しました。前日・当日延べ約40名のボランティアの保護者の方々と教員のサポートも加わり、かかわった人たちみんなが笑顔で楽しめるものとなりました。
異学年で構成されたグループで、子どもたちがみんなで知恵を出し合い、解けたときにみんなで喜んでいる姿を見ると、制限時間のスリルがあるとはいえ、あたたかい気持ちになりました。
令和5年もあと4日で大晦日を迎えます。今年も本校の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき、まことにありがとうございました。皆様にとって、令和6年がよい年となりますようお祈り申し上げます。