学校ブログ

たてわり班の遊び

もうすぐ12月だというのに、今日は快晴で、気持ちよい風も吹いています。

校庭や教室で、1年生から6年生までが入り混じってグループをつくり、6年生がリーダーとなって班ごとに様々な遊びを展開していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校は中学校に比べて、学年の幅も発達の度合いも大きく、体格も体力も差が大きく、当然、経験値にも差があります。この実に多様な子どもたちが一つ屋根の下に生活しているのです。まさに一つの社会です。

 

 

 

 

 

 

クラスや学年だけで生活していると、物事を見て感じる尺度が互いに似通ってしまい、狭くなりがちです。異学年交流の意義は、子どもたちが遊びや学習の活動を通じて、「よく観る」「よく聞く」「勇気を出して声をかける」「相手のテンポに合わせて話し、行動する」「一緒に笑う」「自ら手本となって動く」など、コミュニケーションして関係づくりをするのに必要なことを自然なかたちで実践することができることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

低学年児童は高学年のお兄さん・お姉さんを慕い、高学年児童は低学年児童を思いやる。5年生も後半になれば、6年生の姿を見ながら来年の自分の姿に重ね合わせる。中間の学年児童は元気いっぱいに活動する。子どもたちは校庭や教室でそんなことを考えながら活動しています。

つなげ!コミュニティ感謝の会

開会に際して、体育館のフロアに座っている子どもたちの真ん中を来賓の皆さんが通る中、大きな拍手で歓迎しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集会の冒頭、私はみんなでこの場に集まった趣旨を次のように話しました。

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今日の「つなげ!コミュニティ感謝の会」のコミュニティって、なんだかわかりますか?「地域」とか「ご近所さん」とかいう意味です。今日皆さんの目の前にお越しいただいている方々は、山西小学校の学区、あるいは二宮町内にお住まいであったり、二宮町内でお仕事をしている方々ばかりです。まさに身近な地域、ご近所さんですね。

皆さんが登下校の時に声をかけて見守ってくださっている方が、この中にいらっしゃいませんか?朝の時間に教室で本の読み聞かせをしてくださっている方が、この中にいらっしゃいませんか?図書室が使いやすく、居心地の良い場所になるようにしてくださっている方が、この中にいらっしゃいませんか?ほかにも、昇降口や玄関に季節の花を活けてくださっている方々、日頃の教室での授業ではなかなか会えない人の話を聞いたり、経験できないことをさせてもらったりと記帳なチャンスを作ってくださっている方々がいらっしゃいます。実は、今日皆さんの目の前にいないけれど、もっと多くの方々にお世話になっています。

日頃、安全安心で穏やかに学校生活を送っているのは、お家の方や学校の先生だけでなく、実はこうしたコミュニティのたくさんの人たちのおかげなんです。今日は、そのような人たちが皆さんの身近にいることを感じて、日頃お世話になっていることについて考えてほしいと思います。

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このあと、来賓の方々が一人ひとり紹介される中、「おはよう!」のご挨拶に子どもたちは自然な形で「おはようございます!」と返したり拍手で歓迎したりと、非常に温かい雰囲気で進行していきました。

また、子どもたちからは「6年生代表児童による感謝の言葉」「全校児童による歌のプレゼント『ありがとうの花』」「1年生から感謝のメッセージカードのプレゼント」がありました。

 集会の終わりに、来賓代表の方から、子どもたちに向けた温かいメッセージをいただきました。

閉会後、お時間のある方々には懇談を兼ねて学校の近況を説明したのち、授業を参観していただきました。

保護者の皆様・地域の皆様におかれましては、教室での授業のひとコマから校外も含めた日常的なかかわりといった時間的な違い、路地での声かけから職業観・人生観を語るといった空間的な違いなど、子どもたちへのかかわり方は様々ですが、子どもたちにとっては、その様々な人たちにこのように見守られることが育ちの大きな糧になると考えています。これからも本校の教育活動にお力添えのほど、よろしくお願いします。

11月は読書月間!(その2)

第2弾として、「クリスマスの本」が昇降口に展示されています。

「山西小学校の先生方おすすめの本」も別の先生方がおすすめを展示しています。

11月の華

「花の和」の方々が活けてくださいました。

おはなし会

二宮町の小学校には、ずっと以前から「にのみやおはなし会」というグループの方々が定期的に来校してくださり、学年に応じた本の読み聞かせをしてくださっています。この日、山西小学校では、3・4年生の教室で朝学習の時間、読み聞かせが行われていました。(おはなし会の方々がいらっしゃらない学年は各教室で、自分で本を手に取って、あるいは友達と一緒に読書しています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で読みたい本を手に取って読み進めるのもよいですが、絵本を見ながらお話を読み聞かせていただくことは、気軽に様々なお話に触れることができ、「あとでその本を自分でも読みたい」「同じ作者の別の作品をさがしてみたい」など、子どもたちの読書欲をかき立てるきっかけとなります。また、教室がしっとりとした雰囲気になるという副次的な効果もあります。

校内では、11月を読書月間としていますが、先日行われた全校朝会で、私が小学生だった頃の読書の実態について告白しました。私はその頃あまり本好きではなかったのですが、家族でそのことを話し合い、当時いちばん興味を持っていた「魚釣り」についての本を買ってもらったことがターニングポイントとなりました。子ども向けの数々の本を読破したことに飽き足らず、大人向けの釣り雑誌にまで手を出し、意味の分からない言葉や読めない漢字を調べたり両親に聞いたりしながら、必死になって読んだものでした。

私の告白は、本好きでない子が本に興味を持つための方法として、あくまでも一例に過ぎません。学校でも授業の中で児童が「おすすめの本」を紹介し合ったり、図書室の先生がテーマ別に本を展示してくれたりと、様々なかたちで刺激を与えています。秋の夜長に、スマホやゲームを意識して手放し、ちょっと本に触れてみるきっかけができるといいですね

にのみや学園小小交流会「芸術鑑賞会」

この日は にのみや学園小小交流会「芸術鑑賞会」でした。スタジオ・ピアーチェさんによる、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』の観劇がラディアンホール行われました。町内の小学校3校の5・6年生が招待されました。

オペラ『ヘンゼルとグレーテル』は原作はお菓子の家が出てくることで有名なグリム童話で、メルヘンオペラとして代表的なオペラです。今回はメンバーの多くが二宮町在住のスタジオ・ピアーチェさんが、本来2時間弱かかるオペラを子どもたちのためにぎゅぎゅっと見どころ聴きどころを集めて65分にまとめてくださいました。

 

 

 

 

 

 

それでも、ほとんどの児童にとっては生でのオペラ鑑賞は初めてで、4年生の音楽の授業で歌劇(=オペラ)は学習済みとはいえ、始まるまでは楽しみと不安が混ざっていた子が多かったように感じました。

 

 

 

 

 

 

開演前、給食を各学校で食べてからラディアンの客席に集合した3校約400人の高学年の子どもたちは、他校と交流できるうれしさとオペラへのワクワク感でだいぶ賑やかでした。でも、オペラが始まると今までの賑やかさが嘘のように子どもたちの視線は舞台に。ノンストップの65分を楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

途中、笑いあり・驚きあり・釘付けになる場面あり、これがオペラか!と、知ることができたようです。やはり生で鑑賞できる機会は授業でのDVD鑑賞とは全く違い、貴重時間です。私たちの住む二宮町でオペラが鑑賞できること、5・6年生のためだけに上演してくださったこと、鑑賞後の子どもたちは口々に感じたことを伝えあい帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』を企画し上演してくださったスタジオ・ピアーチェさん、ありがとうございました。

土曜参観ありがとうございました

11/2(土)当日はあいにくの雨模様でしたが、多くの保護者の皆様にお越しいただき、前半は「ドレミファコンサート」を、後半は午前・午後に1時間ずつ通常授業を参観していただきました。

ドレミファコンサートについては、校内で中心になって企画運営・指導を担当していた音楽専科の先生から、たいへん熱のこもったメッセージを受け取りましたので、以下、紹介します。

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客席は全校児童、保護者の方、学校運営協議会の方々で埋め尽くされ、子どもたちの演奏が雨音に負けず響き渡りました。子どもたちは、この日に向けて一生懸命練習に取り組んできました。本番は、どの学年の演奏も、そしてどの子どもたちの姿も、ここまでの頑張りを楽しんで出し切っていたように見えました。

1年生は初めてのドレコンでちょっぴり緊張しているようにも見えましたが、器楽奏『こいぬのさんぽ』では鍵盤ハーモニカを片手で持ち構え、堂々と演奏していました。斉唱『地球はみんなの大合唱』は振付もあり、なんとも可愛さ溢れる1年生でした。

2年生は合奏『虫のこえ』、楽器で秋の虫の声が表現されていました。斉唱『手のひらを太陽に』では「みみずだって、おけらだって・・・」と、担任のピアノ伴奏に合わせて体を揺らし、元気に歌っていました。

3年生はリコーダーの発表から始まりました。子どもたちお気に入りの笛星人『ブラックホール』を、リコーダーでは指使いや息使いを真剣に、合奏では友だちの音をよく聞き、自分の楽器の音と合わせて楽しんで演奏していました。合奏の途中には「音楽づくり」も取り入れて、自分たちで考えた拍を意識したリズムを堂々と披露していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4年生はサウンドオブミュージックからの合奏と合唱でした。子どもたちは、知っている旋律だからこそ難しいところの練習に苦労していましたが、担任からの支援もあり、最後まで頑張っていました。『ドレミの歌』は思わず一緒に歌いたくなりましたね。

5年生は『アメージング・グレース』、1学期に学習したアンサンブルの魅力とつなげて、楽器の役割や音の重なり、主旋律を担当する楽器の移りやつなぎを意識して仕上げてきました。クラスを超え、学年の友だちと声を掛け合い力を合わせて、自分たちで練習し仕上げてきた自信が演奏に表れていました。合唱はいくつかの候補曲の中から子どもたちが選んだ『君をのせて』でした。曲の流れに乗って一気に歌い上げた5年生でした。

6年生は最後のドレミファコンサート。その思い入れの強さは練習段階から表れ、本番は在校生や職員も驚く圧巻の演奏でした。合奏『剣の舞』はテンポが速いので拍に合わせて刻む『時』を共有し集中して演奏することが求められるのですが、本番は集中を途切らせず、そして楽しむ姿も見られました。自分たちで選んだ合唱曲『COSMOS』は、持ち味の迫力ある力強い歌声に響かせる発声を加え、COSMOSの宇宙観が体育館いっぱいに広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月10月と校舎内に音楽が溢れていました。リハーサルと本番でもたくさんの方に観たり聴いたりしていただき、芸術の秋を楽しんでいただけたのではないでしょうか。最後に、ご指導いただいた作曲家 富澤裕先生、笛星人 北村俊彦先生、本校卒業生 打楽器奏者 柴田知明さん、ありがとうございました。

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保護者の皆様におかれましては、大きな行事に向けて重ねてきた努力、教室での通常授業の様子の両面を参観いただき、子どもたちにとっても最高の励みになったと思います。今後ともどうぞお力添えのほど、よろしくお願いします。

本日の参観、ありがとうございました。

11月は読書月間!

校舎1階昇降口と図書室に、「先生と図書委員によるおすすめの本」を展示しています。

昇降口には、「山西小学校の先生方おすすめの本」「戦争の本」が展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書室にもおすすめの本が別に展示されているのでお楽しみに!

 

ドレコン リハーサル

いよいよ11月となりました。明日11/2(土)の参観日に予定している「ドレミファコンサート」を目前に控え、昨日は全学年、リハーサルを行いました。

本番は全校児童が一堂に会して鑑賞するため、保護者の方々の入場人数等を制限せざるを得ません。その代わり、リハーサルは人数制限なし・撮影OKということで、ご家族の皆さんに多数お越しいただきました。

大勢の大人が比較的近距離でカメラを構えていることもあり、緊張している子どもたちもいましたが、どの学年も日頃の練習どおりに演奏できているのではないかと思いました。

 

 

 

 

 

 

また、リハーサルはあくまでも発表ではなく「本番に向けた最終練習」、つまり授業の一環なので、曲を通して演奏するだけでなく部分練習もあり、音楽専科の先生からの指導場面もありました。緊張あるいは慣れによって演奏に十分力を発揮できていない面も授業の前半では感じられましたが、指導後の演奏には、体から楽しもうとするノリのよさ、歌声のキレのよさ・伸びやかさが戻ってきました。

保護者の皆様におかれましては、お子様の体調管理と精神的なケアに日頃からご配慮くださり、まことにありがとうございます。子どもたちは、きっと、明日の本番も素晴らしい演奏をしてくれると思います。今後ともご支援のほど、よろしくお願いします。